新しいサービス名みたいなタイトルだが、個人的にはGoogleを支持する意味でつけた。Googleが司法省より求められた検索結果の記録開示要求に対し、Refuse(拒否)したというニュースが報じられていたからだ。
Washington Postによれば、司法省は有害サイトの閲覧を子どもたちができないようポルノに関する法案を準備中であり、そのために大手検索サービス運営企業から資料の提供を求めたようだ。
Googleに対して司法省はすべてのユーザーが入力した検索語句の1週間分(個人情報を除く)と検索された100万のウェブサイトのサンプルを要求したようだが、同社は拒否した。
司法省はグールグの所在管轄であるカリフォルニア連邦裁判所に資料開示を申し立てているようだ。
ちなみにWashington Postの記事では、昨年米国人がオンライン・ポルノ・エンターテインメントに消費した額は25億ドルというニールセンの調査報告を引用している。どうやって調べたのかこちらのほうが気になる。
さて、この記事を読んで思ったが、Googleはもはや我々ユーザーのプライバシー情報をほぼ掌握しているともいえ、今回の同社の拒否について好感するものの、Google Desktopを含めてバーチャルな個人行動を集積したそのデータベース運用には一抹の不安を覚えなくもない。
今回、司法省が提出を求めた先はGoogle以外に、AOL、ヤフー!、マイクロソフトが並ぶ。いずれも個人情報を除いたかたちでの資料を提供した模様だ。
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