『テクノストレス』の共著者であり、心理学者のラリー・ローゼン教授がMySpaceに関する研究報告を発表した。
同報告書には、MySpaceの主要ユーザーである10代の若者1500人とその両親250人に対し、意識調査を行った結果が記載されている。
たとえば、7%の10代ユーザーが性的な目的によるアプローチを受け、その者たちを黙殺するかサイトから締め出したことがあるという。
また、3分の2の親が性的な交際目的からMySpaceをうろつく輩が存在すると認識。それに対し、同じ認識をもっている子どもたちは3分の1だとか。
子どもたちの警戒心の無さについては、その4分の3近くが自分の学校の名前を掲載しているという報告から窺われる。そして、その半数が電子メールのアドレスを公開。その半数となると、住んでいる場所の情報や自分についての活動概況を記しているらしい。
同報告書によれば、子どもたちは週に平均15時間をMySpaceで過ごしているとのこと。そして、3人に1人は、MySpaceの使用によって学校や家庭に悪い影響を及ぼしていることを認識しているという。
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