米ビジネスウィーク誌のオンライン版「BusinessWeek」がビジネス向けのSNSとして有名なLinkedInとの提携を発表した。
提携では、BusinessWeek.comがカバーする特集や記事内に登場する企業人名にLinkedInへのリンクが張られ、読者がすでにLinkedInコミュニティの参加者ならば、その人物にコンタクト可能となるようだ。
これまで一方向的な情報発信だったメディアがCGMと相乗りを果たすことで、強力なサービスを展開できそうな予感がする。これにより、さらにいろんなサービスが展開されることで、紙媒体はかなりのビハインドをもつだろう。
同時にSilicon Alley Insiderによれば、米ビジネスウィーク紙がスタッフを12人解雇したことも報じられている。私が愛読していたTime Inc.のBusiness2.0も休刊となり、NewYork TImesももう新たに人員の雇用はないとしている。
現在の米メディア界を見る限り、紙メディアとオンラインメディアの明暗がくっきりとしてきたようだ。
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