いろいろなことが重なり、なかなか本ブログの更新がままなりませんが、4月3日(予定)に自著が出版されます。
タイトルは『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』に決定しました。出版社は、近年ユニークなタイトルを刊行し本好きからの注目を集めるバジリコ株式会社です。ぜひご一読いただければ幸いです。
わたし自身が紙の出版事業を立ち上げたのが21世紀直前です。本書はそれよりはるか前〜インターネット前史からその黎明期より10年以上〜にわたりデジタル・コンテンツ(ネット以前はニューメディア時代〜死語)やウェブメディアを編んだり、出版事業を行いつつ各種ポータルサイトやサービスを立ち上げてきた経験をもとに書いたものです。
本書は日経ビジネスオンラインで連載していた『誰でもメディア宣言』がベースになっていますが、改めて加筆・改訂、また未掲載文を大幅に加えてアップデートし、紙の書籍にしかできないコンテクスト(文脈)セントリックな仕上げにしたつもりです。
今後のメディア・ビジネスについて、紙の雑誌ビジネスとウェブメディアの未来について特にページを割いています。日本の出版社のネット展開がほとんどが間違いだらけである理由や、これからのメディアのビジネスモデル、米国の既存メディアのネット展開事例等について言及しています。
本書は出版業界の方というよりも、既存メディア企業に属していないプロフェッショナル・メディアを志望する人たちに向けて書きました。
また、本書には、成毛眞氏、松本大氏、宮崎哲弥氏の各氏より熱い推薦の言葉をいただきました。ありがとうございました!
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