うっかり告知を忘れていましたが、日経BP Onlineで連載中のコラム『誰でもメディア宣言』のvol.7が更新されていました。今年はもっと早いペースで寄稿できるように精進いたします。
本稿は毎月連載しているコラム『本の街角』において、12月の初旬に配信された記事を再録したものです。ご笑覧ください。
今回はデジタル・コンテンツの話ではなく、その逆だ。コンテンツを読むための道具がデジタル化しているという話をしてみたい。
本コラムをお読みの皆さんが目にしている記事も、紙に印刷されるまでは、デジタルデータとしてやり取りされている。最終的な出力が紙になるのか、液晶画面になるのか、その差次第で見せ方や呼ばれ方も違うが、どうせデジタルでできているコンテンツなのだから、新聞や雑誌という紙の器がデジタル信号を処理できれば、もっと合理的ではないか、ということだ。
続きを読む "共同通信寄稿記事:デジタルコンテンツだけではなく、紙の器もデジタルに" »
日経ビジネスオンラインで連載中の「誰でもメディア宣言」の第四回と第五回が更新されました。
vol.4 ウェブで「配信」ではなく「出版」と言うワケ 〜だってそれは、プロトコルに過ぎないvol.5 雑誌って、人の数だけあっていい今回は、書籍と雑誌の差異、そして雑誌のコアコンピタンスはそのインターフェイスではないことや、これからの「誰でもメディア」は、紙の雑誌が本来ネットでやるべきだった展開を奪取することで成立する、というようなことを書いております。ご笑覧くださいませ。
たいへん遅ればせながら、日経ビジネスオンラインでの連載「誰でもメディア宣言」が更新されていることを知り、ここにURLを転記しておきます。
今回は、以下の題で書いています。
Vol.2 「アテンション資本主義」と企業広報Vol.3 「ハルヒ」のヒットは“憲章”のおかげ
本来はひとつの原稿でしたが、長いので二つに分離されたようです(苦笑)。皆さまからのフィードバックをお待ちしております。
メディアについて考えていることを、綴っていきたいと思います。どうぞご笑覧くださいませ。
小林弘人の「誰でもメディア宣言」第1回
本記事は先月末に共同通信で配信されたコラムの再録です。
携帯を使って、自分の言葉で大勢の読者に語りかけようとする人々が急増している。文学への関心は枯渇したのではなく、むしろメディアを変えて、激しく表出しているように思える。
続きを読む "携帯小説と文学賞" »
以下、先月末に共同通信で配信された私の寄稿記事です。
よもや米国アップル社の携帯音楽プレイヤーiPodを知らぬ人は少ないだろう。このiPodは、インターネットから好みの楽曲をダウンロードして、それを持ち運ぶことができるのだが、それら楽曲を販売するウェブサービスもアップル社が手がけている。名前をITMS(アイチューンズ・ミュージック・ストア)という。
実はこのITMSでは、楽曲だけでなく、本が買えることはあまり知られていない。
続きを読む "オーディオブック:書を捨て、携帯音楽プレイヤーに詰もう" »
米国の経済新聞「ウォールストリート・ジャーナル(以下、WSJ)」が、今年一月より紙面を刷新した。
業界紙によると、新しくなった同紙は版型を変更。紙幅を業界標準の十二インチから短縮し、ニュース記事も圧縮。つまり、紙面のリストラに及んだのだ。
これで同紙は、通勤のビジネスマンらが持ち運びやすくなり、記事の見出しなども、読みやすいよう工夫されたという。
続きを読む "同一ブランドの紙媒体とウェブを共存させるには?" »
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