前回からの続きです。
上野動物園は、たまに行くと意外な動物に出くわすので、やっぱり素敵でした。なんか、デジカメの測光について掴めた気がします(笑)。
観客がいないズー
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わたしの好きな詩人に鈴木志郎康という人がいるのですが、その方の作品に『グングングン! 純粋処女魂、グングンちゃん!』って詩があります。
どんな詩かといえば、こんな感じ。
父亀吉の亀頭撫で亀の太首握る亀戸女店員兎子嬢の手元に従って右に左にこれが夜明けだ亀戸家族グングングン!グングンちゃん!
とまあ、人を喰った挙げ句、楊枝でシーシーしちゃうような詩なのである。それで、上野に行くと、亀戸には遠からず近いせいか、このグングンちゃん!が頭の中でリフレインするのである。しかも、ズンズンに変換されて。それは上野ズー(動物園)があるから。
さあ、イラハイイラハイ、安いヨ! ズンズン持ってけ、チキショー、ドロボー!……とは、だれも言ってない。
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撮影した写真を紙焼きにするのもいいけれど、そのイメージにあわせて、詩を添えてバナーにするというアウトプットがあってもいいのではないかと思い、個人的に始めました。
名付けて、ポエトリーバナー運動。大昔、コンクリートポエム運動とか、いろいろあったようですが、そんなご大層なものではなく、気軽にだれでもやってみようよ的なノリです。
まずは知り合いをモデルにして撮り下ろした写真から、ひとつ作ってみました。バナーといってもリンク先はありませんが……。
I who mistakes on the eternal typewriter. 私は永久タイプライターの誤字である。
"Lysergic Acid" Allen Ginsberg アレン・ギンズバーグ
"Into the groove" Hiroto Kobayashi 2008 Pentax K200D
冷房の効かない 暗闇のなかで
汗だくで ビールを飲んでいる
ちくしょう
小便が したい
でも いまは
レリーズの タイミングを 待っている
クロールの 息継ぎみたいだ
さあ
見えない 光の束で
ずぶ濡れの 子犬みたいに くるんでやる
By コバニカ
銀塩、デジ、針穴、赤外線によるパノラマ作品までこなすルチャ・リブレ派。最近はもっぱらフィルム回帰中。
本ブログには日々のスナップや作品の一部、私的な日記を掲載しています。
Photograph is a language belongs to reticence.
(本活動は個人の活動であり、所属する団体等とは一切関係ありません)
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