Hiroto Kobayashi Official

情報禍とどう向き合うか？

art by tom via CCL

10月5日発売の「アエラ」大特集「捨てる哲学2」のなかで、どのような情報の収集と捨て方を行っているのかという趣旨の取材を受けました。

正直わたしは特に変わったやり方をしたり、目を皿のようにして情報収集しているわけではないので、答えに窮してしまいました。evernoteも使っていないし、読書会や勉強会などにも顔を出しませんし、どちらかと言えばだらけています。しかし、記者さんにはうまくまとめていただけたと思いますので、ご笑覧いただければ幸いです。P20に載っています。

DIGIDAY日本版、始まりました

わたしが共同代表を務めるインフォバーン社は、9月1日に「DIGIDAY日本版」を創刊しました。

DIGIDAYは、米で誕生し、ブランド企業、オンライン出版社、デジタル・マーケッターを対象とするB2Bメディアとして非常に注目されています。今回、本国からCEOと編集長を招いての発表会を行い、日本版のお披露目となりました。

DIGIDAYは目まぐるしく変わる世界のデジタル・メディアやマーケティングを先取りしているため、日本の読者においても非常に参考になるかと思います。

発表会でのモデレーション、同時通訳も編集部スタッフらがこなしておりました。わたしもアドバイザーとして携わっております。ぜひ、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。

なお、同メディアについては弊社に在籍していた遠山くんが自身のブログUNIQUE EXPERIENCEにて詳しく説明してくれているので、そちらを一読いただいたほうが早いかと思います（笑）。

なお、名称をどのように発音したら良いのかと尋ねられますが、こちらの動画（英語）をご覧くださいませ。

Rethink the next media：多摩図書館での講演録

先日に東京都立多摩図書館の東京マガジンバンク主催で行った講演『雑誌の未来を展望する』の要約が掲載されたのでご報告いたします。

前回に投稿した「メディアの未来は、メディアという『かたち』の消失から始まる」にも関連する内容となりますので、ご高覧くださいませ。

東京マガジンバンク・セミナー 平成27年7月11日

メディアの未来は、メディアという「かたち」の消失から始まる

 2007年頃に上梓した『新世紀メディア論』では、コンテンツ特性をフローとストックにわけて解説し、現代のメディア・テクノロジーの発展に言及しつつ、個人や一般企業による『誰でもメディア』化の波について語りました。

同書で語られたことは、その後に識者らがアイデアをまとめたり、メディア起業家たちが実践する際に一定の役割を果たしたのではないかと自負しておりますが、さすがに、9年以上も経過するので、そろそろ『新世紀メディア論2』を上梓せねばなるまいと考えていたところでした（相変わらず執筆の時間をもてませんが…）。

最近では、キュレーションメディアをどう思いますか？とか、その類の質問が増えてきましたが、流行りのツールや手法のみを指して、メディアそのものがどうなるかという概説を避けてきました。

今回、WIRED.JPよりイノベーションについての取材を受けたのですが、たまたまメディアに話が及んだので、頭のなかにある「新世紀メディア論2」のコンセプトを開陳してみました。皆さんがどうお読みになられるか興味深いところです。どうぞご笑覧ください。

WIRED.JP　INOVATION INSIGHTS 「未来の変化に適応するには、発信者たる自分が体験、実験してみるしかない」

書籍『第三の産業革命』に寄稿しました

専門書にして異例のベストセラーとなったピケティ著『21世紀の資本』の訳者・山形浩生氏が監修する『角川インターネット講座 10巻 第三の産業革命 経済と労働の変化』の第二部・四章に近著の共著者である柳瀬博一氏とともに寄稿しました。

テーマはわたしが2011年に刊行した自著『メディア化する企業はなぜ強いのか？』（技術評論社）と同じく企業のメディア化について解説しています。

刊行にあわせ、山形氏、柳瀬氏との鼎談が収録されました。ご笑覧ください。「角川インターネット講座の作り方 Vol.3 なぜ企業はメディア化するのか？」

新刊のお知らせ：『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、早速ですが1月24日に新刊が刊行されることをお知らせいたします。本書『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』は共著者である柳瀬博一氏（日経ビジネス 企画センター長）との対談をベースにしたもので、もともと昨年に刊行された自著よりも先にスタートした企画でした。両者とも互いに忙殺されていたため、刊行が遅れに遅れ、やっと今月に出版される運びとなったわけです。

本書は、メディアビジネスの変遷と近未来、これからの組織の在り方、働き方などをオンラインとオフラインから考察し、混迷するこれからを生き延びるわたしたちに求められるであろうエッセンスを探ります。ちなみに、表紙イラストはわたしと同世代の方ならご存知だと思いますが、園山俊二先生の『はじめ人間　ギャートルズ』からです。ぜひご笑覧ください。

 

発行・発売元　晶文社　価格 1,620円

お台場3D写真館がオープンしました

 

お台場にあるデックス東京ビーチ4Fに、3Dスキャンができる「お台場3D写真館」がオープンしました。以降、これまでご愛顧いただいてきた「氣志團なりきりスキャン」や「男はつらいよ　寅さんなりきりスキャン」に続き、「あ！」と驚くさまざまな企画も展開します。フルカラーフィギュア以外の3D商品も販売予定です。年末・年始にお台場にお越しの際にはぜひお立寄りください。

＊お台場写真館は期間限定のため、2月をもってデックス東京ビーチでの営業を終了しました。現在は渋谷区にてサービスを行っております。要予約：渋谷VIPスタジオ 

デックス東京ビーチ内の店舗情報

3Dスキャン優先予約フォーム

また、デジモのお客様向けウェブサイトがリニューアルしました。今後ともよろしくお願いいたします。

デジモ 3Dスキャン公式サイト

 

男はつらいよ45周年記念・帝釈天で寅さんなりきり3Dスキャン開催

今年は『男はつらいよ』の45周年記念企画として、松竹さんとデジモ社で3Dスキャン・サービスをコラボ開催します。場所は寅さんの聖地・柴又帝釈天。

希望者は公認の寅さんコスチュームを着用し、3Dスキャンできます。アプリへの3Dデータ配信（閲覧用）から13cmの3Dプリントまで商品コースをご用意。3Dプリントされる方の特典として、出力された商品は帝釈天での祈願つき。厄よけで有名な帝釈天は、大活躍中の有名テニスプレイヤーもお守りをもっているそうですよ。

ということで、本企画は限定100名様まで。ぜひ、この機会に寅さんの聖地にて3D化しませんか？

詳細と予約申込（シネマズ by SHOCHIKU）はこちら

デジモ 公式フェイスブックページ

デジモ社のなりきり3Dスキャンの前例：氣志團万博のレポートはこちら（日本経済新聞）

ハロウィン到来、東急ハンズ新宿・池袋両店で3Dスキャンを同時開催

8月2、3日に東急ハンズ新宿店で開催し、大好評を博したデジモ3Dスキャン・サービスが、今週末25、26日に開催されます。先月の氣志團万博での出張サービスを経て、今回は東急ハンズ新宿店と池袋店の同時開催。現在、予約受付中ですので、ぜひこの機会にお申し込みいただければ幸いです。

詳細 → デジモ イベント情報

日本のコ・クリエーション・アワード2014開催

 

 最近耳にすることが多くなった「共創（コ・クリエーション）」や「オープン・イノベーション」という言葉ですが、そんな共創の潮流をわが国でも啓蒙し、支援していこうという目的で運営されるメディア「cotas（コタス）」では、今年も「日本のコ・クリエーションアワード」を開催します。

最近では組織の枠を超えたハッカソンやアイデアソンが、企業や自治体で開催されるようになりました。はたして、今年はどのような共創事例が集まるのか、いまから期待が高まります。

日本のコ・クリエーション・アワード2014 事例募集のお知らせ

このアワードは、株式会社電通と株式会社インフォバーンの共同運営する共創をテーマとしたメディア「cotas（コタス）」主催によるものです。毎年、複数名の識者らを迎えて審査を行いますが、今年も多くの方々に御参画いただきました。

ちなみに2013年に選出されたベストケース・スタディはこちらとなります。

自薦・他薦問いませんので、ぜひふるってご応募ください。なお、締切は10月14日13時となりますので、お早めにどうぞ！