Syndicateカンファレンス 2006 NY初日のキーノートを締めくくったのは、毎朝3分の番組をインターネット上で届けている地元ニューヨークのVideoブログ(Vlog)、
Rocketboomだ。美人キャスターのアマンダ・コンドン氏が届ける同番組は全米のエッジな人々の間で話題になりつつある。
コンドン氏のプレゼンテーションは Rockeboomらしくビデオを使ったものだ。
彼女曰く、 Syndicateは古い言葉であり、これからはアグリゲーションであると。実際、RocketboomもAkimboやiTunesなどのアグリゲーター経由で配信されている。
Small is the new big.
これがコンドン氏らのコンセプトだ。いままでのプロダクション・コストとは比較にならない低額で番組の制作・配信ができる、 Vlogならではのフットワークの軽さが魅力だ。スタッフたちは兼業でほかの仕事を行なっているとのこと。それにより、さらに番組制作のコストが下がっているとか。
彼女が強調していたのは「content is king」というもの。
すべての情報がSyndicateされようとも、人々がそれをみたいと思うのはコンテンツのもつ力なのだ。
以下は彼女が定義するself-publishingのビジネスモデルである。
広告
購読、有料購読
視聴課金
マーチャンダイジング
コンサルティング
本の執筆
この Rocketboomは、すでに3月末くらいから日本版が配信され、5万1千人の日本のファンが視聴しているとか。本国版は一日に35万ダウンロードあるようだ。
なお、彼女に独自取材の申し込みをしたところ、 快諾してもらえたので、いずれ改めて Rocketboomの魅力に迫ってみたいと思う。
日本語版をとりあげていただきありがとうございます。アマンダのプレゼンの模様は本日5月19日金曜夕方に配信予定の日本版でどうぞ!
http://www.rocketboom.jp/2006/05/rbj060518thu.html
配信開始までは接続してもエラーになると思いますのであしからず。
投稿情報: JP | 2006/05/19 03:03