このサイトでもお伝えしたように、一昨年、ニューヨークのSyndicate カンファレンスではじめてアマンダ・コンドンに出会い、彼女がキャスターを務めていたRocketboomの存在にかなりの衝撃を受けました。
その後、ロス郊外で開催されたイベント「Portable Media Expo 2006」でRocketboomプロデューサーのアンドリューが語った内容に発奮。
そして、マイクロソフトからPodtech.tvに移籍してScobleShowを続けるロバート・スコーブル氏との出会い。
一人でカメラを担いでうろうろしていた彼の姿を見て、まず始めることが大切だなあ、と感じたものです。
自分も何かやれないか、とビデオカメラを買ったり、FinalCutExpressを覚えたのが去年。周囲は「その歳で、いまから始めるんかい!」と心のなかで突っ込みを入れていたことでしょう。
私がすべての作業をやるわけじゃないのですが、ツールを知っているのと知らないのとでは、ディレクションの結果がぜんぜん違ってくるので、必死に覚えました。
かくして……機は熟したかもしれません(笑)。
Rocketboomに触発されたのは事実なので、ベビーブーマーならぬ、Rocketboomerだと思うのですが、なんとか形にできればいいな、と思っています。
制作チームについてはいずれ紹介しますが、それぞれの分野の強者たちとお仕事をさせていただきます。
やけに平均年齢の高い現場ですが、まるではじめて現場に入ったときのような初々しい気持ちです。
まずは、最初に雑誌をつくったときみたいに、右も左もわからぬ手探り状態ですが、頭のもやもやをとりあえず形にして、あとから考えてみようとも思っております。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
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