ニューズコープ、コンデナスト、ハースト、タイム・インク、メレディスなど、米の主要出版社が共同で、デジタル雑誌の販売プラットフォームを擁立するようです。これらはオープンな規格になるようで、さまざまなデバイスに対応する見込み。
mashable.comでは、全米のコンテンツ・ホルダーが連合で立ち上げた動画共有サイトのHuluにちなみ、「雑誌のHulu」とこの動きを形容しています。
すでにコンデナストがアドビと提携し、2010年春に発表予定のアドビAirを用いた新しい電子雑誌のフォーマットを開発中というニュースが流れています。
Folioの記事によれば、コンデナストのCEO、チャールズ・タウンゼント氏は以下のように述べています。
“the next piece of the puzzle for developing our unique magazine content in a digitized format that will drive the new devices that will hit the market in 2010.”
この新型デジタル・フォーマットはWIRED誌のプロトタイプを開発中とのことですが、アップルタブレットの機能をフルに活用したものになることが想定されるでしょう。そして、前述の雑誌販売プラットフォームにも採用されるかもしれませんね。
Paywallの流れも含めて、ここにきて俄然、米国オールドメディア界に新しい流れが出てきたようです。
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