米大手出版社のハーストがCESで発表されたSkiff社の電子書籍端末(eブックリーダー)向けのプラットフォーム(名前もSkiff)を発表し、話題になっています。
噂のSkiff Readerですが、写真を見る限りとにかく薄い。11.5インチのハイレゾ・ディスプレイで3G接続可能なのだとか。0.25インチの薄さはインパクト大きいですね(写真はディスプレイ部分のみのようです。これにトレイがつきます)。通信会社は米スプリント・ネクステルの模様。スプリントの系列店でもこの端末は販売される見込み。
おそらくコンテンツも同社のプラットフォームより販売されるでしょうが、こちらについてのアナウンスはありません。WSJによれば、当該プラットフォームでは新聞・雑誌・書籍が扱われるようなので、同社のコンテンツのみならず、他コンテンツホルダーに対しても乗り入れ可能だとか。すでにSkiffの開発キットRDKの存在が告知されています。
つまり、アマゾンのキンドル市場に食い込むかたちとなりそうです。アップル・タブレットの期待値が高まるなか、思わぬ伏兵になりそうです。
筆者は会社でキンドルDXを購入しましたが、ディスプレイをついタッチしたくなるため、キー操作に違和感を覚えました(iPhoneやiPodTouchユーザーは皆そうかも…)。このSkiffはタッチパネルによる操作を可能にしているため、個人的にも強く惹かれます。
source: Hearst / skiff.com/ wsj.com / Kindle review (via Techrader.com)
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