Twittering Away the Jobs of Journalists
ここのところのイラン大統領選報道を見ると、通信社は不要かもと思いましたが、クラウドは容易にガセを掴まされたり、現地の事情に詳しくないこともあり、やはり参照となるリファレンスやフィルター機能はほしいところ。それがプロの仕事ではないかと思うわけですが、いかんせんスピードが遅いのと横並び報道に終止しているので落胆。
一応、こういう話もあるということで挙げておきます。飛ばし過ぎかと思いますが、書きたくなる気持ちはわからないでもありません。
http://www.pbs.org/idealab/2009/06/twittering-away-the-jobs-of-journalists168.html
わたしは服のサイズが合わないように、個人の情報消費スタイルにメディアのサイズと速度が合わなくなっていることが遠因だと思っています。
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US confirms it asked Twitter to stay open to help Iran protesters
英Guardian発：イラン大統領選後の市民抗議活動でTwitterを使って逐次模様を伝えてきたイラン市民のため、米政府は同サービスが予定していたメンテを見送るよう依願していたことを認めた模様。#iranelection
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News Corp.’s MySpace to Lay Off 400 Workers
1000人の従業員のうち、400人ですから結構な規模です。フォレスターリサーチのアナリストは次のようにMySpaceを評しています。
“I don’t think that’s been successful. If MySpace is about your entertainment life, Facebook is about your whole life.”
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BOKU - The standard in mobile payments
PayPalのような使いやすい決済システムが携帯でも使えるのはいいアイデアかも。コンテンツ・パブリッシャーもオンデマンドで販売できるだろう。でも、なぜボク？
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ちょっとびっくりです。英国の大作家にして、超難解（というか、「意識の流れ」を著述してみたり、自分で言葉まで発明した）な作風で知られるジェイムス・ジョイスが朗読したレコードがあるそうです。むしろ、こんな貴重なアナログ音源が世界にバラまかれることこそデジタルの恩恵ですね。
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まず、マスメディアとTwitterは、それぞれメディア特性が違うのだから比較しても仕方ないのですが、やはり刻一刻と状況をTweetする市民ジャーナリズムはストリームになって、すごい威力を発揮するのだなと再認識。
特に今回のように政府当局が報道機関やネットワークへの情報規制を敷いているとなると、ますますTwitterやそのほかソーシャルメディアによる情報の伝播が報道の生命線になってくるでしょう。
どんなに規制しようとも、次から次へと画像や動画がFlickrやYouTubeに投稿され、それを海外のTwitterユーザーがRePostし、次々とバイラルしていく様をみていると、新聞やテレビがすべきことは分析・吟味・情報の取捨選択だということが明らかですが、それにしても日本の多くのマスメディアは対応が後手に回っている気がします。
Twitterでは、今回予定していたメンテナンスを後回して、このイラン大統領選のTweetを優先させるなど措置を取っています。なお、Twitterで#iranelectionと#nomaintenance 等のキーワードでリアルタイム検索できます。
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日本でも7月6日にDVDリリースされる予定です。邦題は「ハイっ、こちらIT課！」とのこと。うーん、原題のままだったら勘違いして観るビジネスマンが多いかも。「ITクラウド（w」にすれば良かったのに。
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Twitterに長い記事が書きたくなったときのソリューション！【Write4net】 http://write4.net/en
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Simon & Schuster, a division of CBS, plans to announce Friday that it will make digital editions of about 5,000 titles available for purchase on the site, including books from best-selling authors like Stephen King, Dan Brown and Mary Higgins Clark.
ソーシャル・プリンティング・サービスのScribd.comにて、米サイモン・シャスター社が人気小説『天使と悪魔』などを販売開始。小売り価格はアマゾンよりも20％安価。
アマゾンのキンドル向け電子書籍は、半分の利益を版元とアマゾンが分け合うようだが、Scribd.comの場合には80％が版元に入る仕組み。
アップルのiTMSもそうだが、今後利益の配分をめぐって膨大なユーザー数を抱えるプラットフォーム側とコンテンツ・プロバイダー側の間で対立が生じるだろう。
キンドルが普及するまで紙の出版社は辛抱していればいい、というような意見を紙の出版人から聞くことがあるが、電子時代の取次はDBをもつネット・リテールであり、多くの版元は一介のコンテンツ・プロバイダーにしか過ぎない。
その意味で、価額設定や利益配分などにおいてはネット・リテーラーに対し、隷属的な立場を撮らざるを得ない可能性をあまり理解していないのではないか。
プラットフォームはユーザー志向なので、ユーザーの反応を見ながら価額設定を行う。だから、iTMSの場合、最終的な販売価格というものはアップルが決めるのである。版元は希望小売価格を提示するだけで、その価格で販売できるとは限らない。
グーグルは版元が独自に価格設定できる電子書籍の販売を検討しているようだが、もしかしたら、このあたりグーグルに勝機があるかもしれない。また、Scribd.comのようなサービスが大手ネット・リテーラーに買われる可能性も…。
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俳優のスティーブ・アレンがホストを務めていた60年代の米バラエティー番組「スティーブ・アレン・ショウ」に「とても変わった音楽家」としてフランク・ザッパが出演したときのビデオ。
さらに、その「スティーブ・アレン・ショウ」に坂本九さんも出演していたことが判明。
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速報系はぜんぶAPからのニュースを投げて、自分たちはNews&Analysisということで分析かます。これって、ニュースがコモデティ化している現状のなかで大切なことじゃないかな？ それとTwitterへのRepostを訴求している点、新しい。メディアを運営するうえでの反射神経がいいですね。
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Twitterはこちらよりfollowしてください。ただし、メディア以外の話も多いのでご留意を。
本ブログは小林個人が運営しています。
Banner Photo : Hiroto Kobayashi
P97 2行め 「アーリー・アダプター」に英文を併記します。Early Adopter また、仔細を参照できるようURLを補記。Adopter categoriesの項。
P134 14行目からP135 2行めまで S字カーブについての説明が不正確でした。以下の文章に訂正し、お詫びいたします。また、参照用にURLを脚注で補記します。Diffusion of innovationsの項。
「『S字カーブ』とは、ある技術進歩や商品サイクルの成長曲線を指し、最初は緩やかに始まり、途中に急速な進歩が訪れ、また緩やかに飽和状態を迎えた様を曲線にしたものです。その成長は鈍化し、次の技術革新は新しい別のS字カーブとして現れます。
メディアの場合、「セカンドライフ」のようなバーチャル・コミュニティを例にとると、同じコンセプトはインターネット黎明期からあり、初期はVRLMという技術を用いて多くの企業が競っていましたが、そのほとんどが成功に至りませんでした。しかし、同分野は途絶してしまったのではなく、環境の変化を汲みながら新たな技術革新等によって成長を続けてきました。バーチャル・コミュニティは、これからもまだ進化するでしょうが、次もまた「セカンドライフ」が王座にいるとは限りません。」
＊上記は4刷版より改訂済み。
P129 1行め「FoxというCATV局…」 → 日本では衛星デジタルとCATVで配信されていますが、全米では地上派放送です。誤解を招く表現でしたので3刷時に改訂しました。
P253 8行め 「『About.com』は、ワシントンポストの子会社であるニューズウィークに買収され…」→ すみません。完全に思い違いをしていて確認ミスです。正しくは同サイトはニューヨークタイムズに買収されました。こちらも3刷時より改訂いたしました。
以上、謹んでお詫びし訂正いたします。
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