現在、私はサンフランシスコでIDGが主催する「Syndicate 2005」というイベントに来ている。このイベントは現在、世界的な規模で増大しているブログを中心に、CGM、ブログ、SNS、ソーシャルメディア、モバイルなどのパーソナライズされたメディア全体を取り巻く環境の変化に伴う新技術の台頭、そしてビジネスについてを展望するものである。
大別すると、このSyndicateは「メディア」「企業」「PR」「テクノロジー」の4種のカテゴリーから構成される。ゆえに私のように単独で来ていると、すべてのカンファレンスに参加することは難しいため、自分の興味ある特定分野に絞る必要がある。
Syndicateが興味深いのは、メディア関係者とビジネスマンが一同に介していることだ。情報を取り巻く空間(スフィア)に地殻変動が起き、まさにオールド・メディアからPR会社、IT企業(そしてVC)までキャッチアップに必死だ。講師にはダウ・ジョーンズ、ワシントン・ポストなどの大手メディアから、フォレスター・リサーチやケッチャムの著名PR企業、そしてマイクロソフト、ヤフーなどのIT系企業に続き、新進のフィード・ビジネス系企業が連なる。
12日はチュートリアルとして、テーマ別の分科会が設けられ、私は「Advertising in Consumer Generated Media」に参加。4時間続けての講習となった。
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