今シーズンは大収穫。大接戦で番外狂わせなマイケル・ジョーンズ、カーリー・スミソンの落選など、驚く展開だった。個人的にはマイケルとカーリーの声が気に入っていたので残念である。
最後まで正当派アイドル(?)な感じのジェイソンが食い下がってはいたが、ボブ・マーリーの意味不明なトリビュートですべてのロック&レゲエ・ファンを敵に回した気がする。逆にいえば、そこまで今回のシーズンはロックなテイストが濃厚だった。
もう一人のデイビッドであるアーチュレッタも16歳とは思えないすごい才能で、どちらが勝利しても不思議ではない展開だ。(すでに全米では優勝者も決定していて、わたしはその結果をはからずともYouTubeで知ってしまった! このご時世に2週間遅れで放映というのは、いかがなものかと思う)
それにしても、デイビッド・クックはすごい。
最初、わたしとしてはノーマークだったが、どんどん頭角を現し、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」の大胆なアレンジで驚かされた。そして、マライア・キャリーの「オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー」で完全TKO。同じロック・カテゴリーのマイケルが霞んでしまったのはこの頃からだ。
声もいいが、才能も抜群。デイビッド・クックがCDを発売したら、即買いするだろう。
激しいコンペティションのなか、かれの埋もれていた才能が一気に開花した印象をもつ。アイドルとはいえ、ロック・ファンを裏切らない実力の持ち主だと思う。アルバムはミリオン・セラー間違いなしだろう。
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