魂のカタコンベ : Catacomb of the Heart

　やがて、愛しかったものたちすべては蔦に絡まれ、雨に打たれて朽ちていきます……

……それらはこの写真のようにクリックして拡大してみないと、何層にも重なっているため発見することが困難なのです。

　魂の荷物を捨てていかないと前に進めないことをわたしたちは知っていますが、あるときから心のなかのカタコンベ（地下の墓所）には重量を伴う記憶が堆積し、その重みによって時折心の空間すべてを押しつぶそうとします。

　しかし、朝を迎えると死者たちもまた一時的な安息を迎え、心の圧力は一定を保ちます。そこで、再び何も気にしていないフリをして日常と折り合うのですが、魂はどこかで減圧を求めているのでしょう。

Comments

[投稿情報: 上海君]

すごい風景ですね。上海だったら誰かが勝手に持って行っているでしょうね。
このカメラロシア製？

[投稿情報: 小林]

最近の日本も、誰かが持って行きそうですよね。

カメラはデジです。撮影法についてはお会いしたときにでも…。

[投稿情報: 上海君]

出痔ですか、それはそれで良いとして、植物と車との絡みが美し過ぎる。