インドから帰国して、フル稼働。大阪への出張が毎週のようにあるけど、新幹線での移動中に自分の将来について考えた。もうすぐ死ぬかもしれないと仮定したら、考えがまとまりすっきり。これからやるべきことがすらすらと頭に浮かんだりして……
あと数年で死ぬかも、という前提で何をすればいいか頭のなかに順位付きのリストをつくるという方法を思いついたのは、31歳のとき、誤診でガンの告知を受けて以来かな。
そういう“アクシデント”があるからこそ、本気リストと覚悟ができあがる。このリスト作成は“マジ死ぬかも”と自分が思わない限り、真に迫らないんだな。だから、死ぬべき理由を総動員して、リアリティをもたせないと…。いろんな持病とか(若い人にはピンとこないだろうけど)、厄災天災、事故の雨霰。
わたしの場合、そうして浮かんだ第一位と第二位の「するべきリスト」はとてもとても小さなちいさなことでした。そうやってリストを眺めると……意外にも身近な事柄ばかりで、その気になれば毎日できるようなことばかり。
つまり、時間に制限がない限り、「いつかやろう」と思っていたわけだなぁ。少し考えさせられましたね。まあ、壮大な構想もあるけれど、それは時間があるときに思いつくことばかり。
閑話休題。
ここしばらく、自分で自分にアポを入れたくても、かなり先まで待たねばならない、という不条理な状況に。友人たちにまた飲もうとか、遊ぼうとか言いながら、ぜんぜん余裕ないじゃん、と自分に怒っておきます。『シェルタリング・スカイ』という映画のラスト付近で、結局、人生であと何度月を見上げるのか、その数は数えられる程度…というようなナレーションが入るけれど、いやぁ、まさにホント。
だから、男女交際なんかもゆっくりおつきあい…なんてやめたほうがいい、という話を恋に悩む某嬢にしました(笑)。結婚を前提だとか、長いレンジでとかね、もう明日死ぬかもしれない場合、悠長な気がするんだよね。そーゆーの実らないと思うな。“次はない”んだな。鉄板(カタい線)狙うよりも“ダイスを転がせ!”だ! 何言ってるかわからない? ごめんなさい、暑くて……。考えるな、感じろ!(by ブルース・リー)。アチョー!
taken by Pentax 67
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