今さらながら、わたしのハッセルブラッド陣営に500C/Mが加わりました(写真左)。これまで553ELX(右)で撮影してきたのですが、ディスタゴン C50mm f4.0を装着したときの重さを加算すると、よもや手持ち撮影が困難になります(まあ、スナップで553ELXを使う人はいないでしょうから、自明の理ですが)。そこで軽量な機械式の500C/Mを入手しました。
これが大当たりで、ほとんど新品級の見た目。動作も問題なし。今からおよそ40年も前のカメラですよ! 中古カメラでこんなに素晴らしい買い物ができるとは予期しませんでした。いまさらボディだけを買い足す人がいないせいか、信じられないほどの安い値段でした。
さらにプラナー C 80mm F2.8と上記ディスタゴン用のレンズフードを捜しまわり、ついに入手しました。オリジナルのレンズフードは入手が困難かつ高いので、サードパーティー製です。コーティングが弱いオールドレンズの性能をいかんなく発揮するためのマストアイテムです。これまでプラスチックの牛乳瓶の底を改造して、プラナーのレンズキャップにしていましたが、俄然かっこいいぞ(笑)。
500C/Mには大満足なのですが、これまで553ELXのオートワインダーに慣れきっていたので、500C/Mを使用する際のシャッターチャージを忘れがちなのが難点ですね。自分の場合、カメラ一式のほかに露出計も携行するので、なんだかんだと装備がかさばります。レンズの上に装着可能なハッセル専用のセレン式露出計がほしいところ。はたして出物があるかな?
下のリンク先の写真はプラナーで愛猫を撮影したもの。わたしはこのレンズを神レンズのひとつに数えていますが、柔らかで繊細な描写は、Cレンズの独壇場ですね。CFはもっと抜けが良いそうですが、これで十分。まだ闘えます。
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