前書からほぼ3年ぶりとなる自著発刊についてお知らせします。書店での発売は3月16日以降から、アマゾンではすでに先行予約受付が始まりました。
本書『ウェブとはすなわち現実世界の未来図である』(PHP新書)は、インターネットとテクノロジーの推移から読み取れる現在の方向性、そして近未来における社会への影響等について語ったものです。そして、その潮流に対し、組織と個人がどうやって向き合うのかについて言及しています。
前半部では、インターネット誕生以前のニューメディア時代から、ウェブ2.0以降の流れを解説しました。主にグーグルとフェイスブックという二大巨頭を軸に、これまでのコンピューティングとネットワークがどう“人間中心”へとシフトしたのかについて、共有型経済、共創(コ・クリエーション)、オープン・ガバメント、MOOCs等、昨今の潮流を引きつつ説明しています。
そして、現在台頭しつつあるテクノロジーを引きつつ、旧来と異なる点、そして今後それらを包括した社会がどこに向かうのか、また日本企業は何を考えるべきかについて語っています。
これまで、専門的な分野について書いてきましたが、今回は新書という形態も含めて、一般の会社員の方や大学生を対象に構成されています。特にITが苦手な方、自分とはまったく無縁のことと思われている方にもご一読いただければ幸いです。
コメント