ベルリンとアムステルダムにあるVRシアターにて
前回に続き、ベルリンのスタートアップ周辺の視察レポートを綴っていきます。
EUにおけるスタートアップへの投資額は、ベルリンがロンドンを抜き、現在も伸長し続けています。ガーディアンによれば、2014年に22億ドルがベルリンのスタートアップに投資され、ロンドンでは15億ドルとのこと。EU内でのスタートアップ投資ではベルリンが1位に躍進しました。
ベルリンをEUの“シリコン・アリー”(アリーはドイツ語でアベニュー)と呼ぶ向きもあります。前出のガーディアンによると、毎20分ごとに新しいスタートアップが起業されているとのこと。その最大の理由として、家賃や人件費など、あらゆるコストが安価であり、起業のためのエコシステムがすでに備わっていることが挙げられるでしょう。