第二のグーテンベルグ・プロジェクトともいえるのは、版権の切れた書物などを朗読したオーディオファイルを集め、それをポッドキャストするLibriVoxだ。
よほどの旧い著作物ならともかく、著作権が切れていても、人格権の問題が解決されない場合、なかなか音声化に踏み切れない作品も多々あるのだが、この点をどう解決していくのかが注目される。
ポッドキャスト周辺のサービスとしては、音声からテキストへのディクテーション化が進んでいるが(castingWords.com / PODZINGER / blinkx )、テキストを音声にするこのプロジェクトのように、書物のみならず広範囲なテキストを対象としたオーディオブック化というのも面白いと思った。
余談ではあるが、人力でポッドキャスティングをテキスト化する有償サービスpodtranscriptも登場。やはり機械翻訳はイマイチなので、ニッチ狙いのサービスとして興味深い。
source : business2blog.com / Wired News / TechCrunch
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