現在、増殖する米の新サービスを俯瞰していると、すごい勢いでFolksonomyによるタギングが増えている気がする。タグ検索のWinkなど便利なサービスも登場。
市民権を獲得しつつあるタグこそ、ユーザーの偽らざる意思が反映された重要なキーワードであり、またソーシャルブックマークなどはWOMMに活用できるのではないか、という意見もある。
【WOMMについてはこちらの記事をご参照されたし】
日本でもサービスを開始したECナビリストαは、書物にタグをつけて共有しようというもの。現在のところタグが著者名ばかりなのと、もしアマゾンがタグ検索を付与してきたら、どう差別化していくのかが気になるところだ。
さまざまな事柄を扱う43Things.comから、たとえば飲み物のレシピだけに絞ったExtraTastyもタグを活用した新しいソーシャル・サービスといえる。
どんなタグをつけたらいいか、タグの候補をお勧めするというTagyuは、シンプルでありながら実はあなどれない。ユーザーに入力させたキーワードとタグを連関させて新手の広告、もしくは企業に向けたマーケティング戦略の提案なども予測される。
たぶん、カギは検索と共有。
今後も続々とサービスが出てきそうなので、個人的にはかなり注目している。
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