Niche Media Lab : ニッチメディアラボ

PAGE2007基調講演トラックのお知らせ

2月7日（水）に東京都のサンシャインコンベンションセンターで開催される日本印刷技術協会主催PAGE2007の基調講演トラックB2（16:00〜18:00）よりモデレーターを務めます。

スピーカーには、近江商人JINBLOGの上原 仁さん（株式会社マイネットジャパン代表）とビジョネア株式会社の代表取締役社長・内古閑 宏さんをお迎えして、「情報の影響力とメディアビジネス」というテーマでトラックを構成します。

内容は、CGMなどのマイメディア空間における情報のフローとそのマーケティング活用、またネット空間だけではないリアルメディアを併用したクロスメディアについての事例などをお二人にお伺いし、討議する予定。

テレビはなぜインターネットが嫌いなのか : ポストお茶の間TV戦争

今年初頭のCES、アップルのiTVなどの動向を鑑みると、次のトレンドはほぼはっきりしてきたようだ。

それは「接合」だ。

PC（通信）とテレビ（放送）がデジタル化により似たような機能を有してしまったら、あとはモニタの大きさや置き場所が生み出す「概念」の差異のみになってくるだろう。そこで、どうやって両者の「概念」を有機的に接合し、新たな需要を喚起するかという課題が浮かぶ。

恐るべし、Hype Machine

「21世紀のローリングストーン誌」との呼び名も高いのは、The Hype Machine。

昨年にその存在を知ってから、かなり愛用しているし、メールも出してみた（返事はこなかったけれど……）

かつてのローリングストーン誌のように、新しいアーティストを発掘してくる役割は、ネットが負うようになったのはいつからだろう。

The Hype Machineはネットをクローリングして、誰かがアップした音楽ファイルをアグリゲートし、それを聴かせてくれる。さらに、その曲がアマゾンやiTunesで入手可能かどうかも教えてくれる。

もちろん、その曲について誰かが書いたブログの記事を読むことができる。

違法か合法かはひとまず措くとして、アイデアを聞いたら既存メディア（特にいまのローリングストーン誌？）が慄然とするサイトのひとつかもしれない。

The Hype Machine

ギズモード・ジャパン、月間100万PV突破

サービス開始後、およそ半年が経過した1月12日の時点で、ギズモード・ジャパンのPVが月間100万を突破しました。

Wiiの発売、マックワールド、オートサロンのリアルタイム・レポートなど、また美人ブロガー10選など、今後もどこよりも速く、ブログならではの軽さを活かして、世界のガジェット情報をお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ギズモード･ジャパン

米インテルによるQuad core広告キャンペーン

旧聞に属する話で恐縮ですが、昨年に行われた米インテルによるQuad Coreプロセッサーに関する広告キャンペーンを紹介したいと思います。

まず、インテルがCNETやSlashdotなどに、11月14日4時（東海岸標準時）になにかが起こる、というティザー広告を出稿。～Quad Coreは4つのプロセッサーなので、4という数字をひっかけ、4日間にわたりキャンペーンを展開～

新刊本のネット動画予告：ブックトレーラー

いまインターネット上の動画共有が話題だ。
たとえば、先日検索エンジン大手グーグルが買収した米ユーチューブなどが動画共有サイトとして世界的に有名である。

写真はハーパー・コリンズ・カナダのブックトレーラー（本の動画予告ムービー）。

共同通信で記事配信を開始しました。

あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本業が多忙を極め更新がままならぬ昨今ですが、今後とも勃興するテクノロジーにより、激変するメディア環境やそれに付随するビジネスの話題、また広義な意味における「出版（Publishing）」ついて、本年もレポートしたいと思います。

さて、昨年12月より共同通信で配信されるコラム記事「本の街角」で、デジタルコンテンツや変容する出版を主旨とした記事連載を開始しました（4週に一度）。

第一回目は、「新刊本のネット上動画予告ムービー：ブックトレーラー」について書きました。
この後追ってアップしたいと思います。