米WIRED誌の特集「The Web Is Dead.」について、Web版の記事を読んだので備忘的に書いてみようと思います。ただ、この時点で英文記事を読んだ雑駁な所感でしかなく、もうちょっと読み込んだり、誤読していないか確認したうえで、考察なり感想を改めて述べる予定です。
さて、この「The Web Is Dead.」ですが、ロック雑誌が「ロックは死んだ」と書くくらいインパクトがありそうですが、はたしてどうでしょうか。
WIREDのWeb版で同特集は「The Web Is dead. Long Live Internet」というタイトルに改題されています。
つまり、本特集が指すWebとはインターネットというインフラ上でブラウザーソフトを立ち上げて閲覧可能なWebサイト総称であり、インフラとしてのインターネットではありません。先のロック雑誌の喩えでいえば「バンドブームは死んだ。ロックよ永遠なれ」という感じでしょうか。
それは、Web検索の対象となるWebがインターネットのトレンドセッターである時代は終わったけれど、ピア・トゥ・ピアで稼働するスカイプやXbox360のオンライン対戦ゲーム、スマートフォンのアプリ群がポストWebになるよ、というのがこの特集の要諦でしょう。
→ WIRED "Web Is Dead. Long live the Internet"
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