先日、お伝えしたわたしの新しい相棒(といっても、1950年代に登場したわたしより年上の機種)ローライコードVa型で撮影。
ローライコードの背面に書かれた絵文字のような露出と絞りについての指標を見ながらの撮影でした。指定したEV値に連動し、絞りとシャッター速度が動きます。
しかし、EV値といわれても、デジタルならばマイナスとプラスで補正する相対値ゆえピンと来ませんよねー。ゆえに、ローライには各EV値に対応する状況が絵で描かれています。曇りならこんな感じ、昼ならこんな感じね♪みたいな。これが最新のTTL測光に勝らずとも劣らない(?)のは、二枚の写真をご覧のとおり。
さて、わたしが感じたローライコードVaの真実は……
絞りの羽を開ければ柔らかく、羽を閉じればその切先は鋭く、しかし、その先鋭さのなかにはどこか優しさを忍ばせています。
ローライは柔よく剛を制す。 無論、アマチュアの戯言なので、適当に聞いてくださいね。
スーパーイコンタに脱帽し、今度はローライの前に頭を垂れるだけ。それは決して、ウェストレベルファインダーの【*】せいだけではなく、ローライの職人魂とシュナイダーのレンズに対してなのです。
【*】ウェストレベルファインダー 下を覗き込んでピントをあわせる方式です。これに対し、眼の位置に構えるのは相レベルファインダー
ローライコードVa, フジ ネオパンPRESTO ISO400, f6 S1/60(2枚とも)
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