またも、クラッシック・カメラを入手しました。
今度は、チェコ産のトイカメ、ピオニール FIT II型です。レンズ部をくるくると回すと、使えるようになりますが精度が甘いため、レンズ部がすぐにゆるくなるのが難点。
外装はプラスチック製。意外と重いし、かさばります。ブローニーが使えるため、東欧のホルガといった趣です。
しかし、写る絵は、ホルガとは似ても似つきません。
まるで幽霊が街を徘徊しながら、撮影した写真みたい。かなり、気に入っています。黄泉の国でカメラを製造していたら、それがピオニールでしょう。
しかし、使い方はなんとなくわかったつもりですが、筒の手前にある、ZとOの役割がわからない。
最初は、シャッターのロック機構かと思ったのですが、そういうわけではなさそうです。寄りと引きなのかもしれませんが、いろいろと試したけれど差がわからないので、当分は放置(笑。
ほかに、6×6と6×4.5が切り替えられるのかもしれませんが、それもよくわからない……。
いろいろと謎が多いカメラですが、このピオニールのような「よく写らない」カメラに、なぜか魅了されてしまいます。
さっそく渋谷の街を撮ってみました。次回から、同機で撮影した「渋谷LOST」というシリーズをアップしたいと思います。
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