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コメント

明けましておめでとうございます
人物がはいるとまた違った味をだされるというか凄い素直なままにシャッターを押されてはるなと感じます。
冬の鼻にくる寒さをみせてくださいますね

一つ失礼ですが…ホームレスの方や今でいうネットカフェ難民の方の日常や厳しさなどを小林さんなりのアングルで素直なままな写真がみてみたいというか、もしその厳しい現実はきっとストレートに写真という形に物語ることができると思うんです。すごい失礼かもしれませんが、伝えなきゃならない現実を小林さんのシャッターなら語らなくても語らせてくれるような…言葉足らずですみません。
写真を見ていてやっぱり静止画にみえません。どうしてもそこから始まるストーリーが見ていて感じています

> 寺田さん

あけましておめでとうございます。

厳しい現実を切り取る写真ですが、それは自分が撮りたいものなのかわかりません。

自分のように余剰資金でカメラを抱えている人間が撮ると、その被写体を見せ物にしてしまう恐れがあるからです。それ以上のコミットメントが被写体に対していまの自分にはできないし、それを行うための動機にあたる、「芯」の部分が育めていません。

あるいは、「厳しい現実」は心の受け止め方によって、人それぞれではないか、と思う自分がいます。犯罪被害に悩む人、カルト宗教に子供を取られた人など…。いま手元に食料も現金もない人を撮って、それを他者に見せて「社会はこんなにひどい」と主張するつもりは毛頭ないのです。

むしろ、社会の多様性を見せる意味で、相手がホームレス、ヤクザ、あるいは億万長者であっても、自分が知り合った「個人」の人生を伝えていくことに興味があります。

もし、戦地で自分が撮りたい作品を撮れば報道になるかもしれません。しかし、そのためには自分のなかで、そこで撮るべくして撮ったという明白な衝動や理由がないと、自分には写真を通じて物見遊山をし、嘘をつくことだと感じています。

写真は、自分と他者、あるいは社会との接し方が問われる気がするのですが、社会的弱者に限らず、戦場や被災地などの「強い意味をもつ」被写体については今後も宿題とさせてください。

正直、まだ自分は写真をはじめて半年なので、わからないことだらけです。だから、ゆっくりと進んでいくので、どうかこれからも、いろいろと投げかけていただければ幸いです。

そして、いつも暖かい励ましをありがとう!

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    銀塩、デジ、針穴、赤外線によるパノラマ作品までこなすルチャ・リブレ派。最近はもっぱらフィルム回帰中。

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