・自著がアマゾンで発売後には総合24位でしたが、150位台に転落。でも、カテゴリー別ではジャーナリズムで1位、メディアで2位……
よおく考えてみたら、これだけ本が溢れているのに、小難しいテーマということを鑑みると150位とは善戦かも。もう中古も出ている(苦笑。
おかげさまで増刷も決定し、これから業界紙やら一般誌にもパブが出てくると思いますが、ある書店では「思想コーナー」にひっそりと一冊だけ棚差しされていたりして。「論」とか書いてある本なので、なるほどと思いました。いやいや、感心してる場合じゃないよ。できれば、「グーグルがどうしたこうした」という本の隣に置いていただければ、もっと売れるかも……なんて思って、棚から引っこ抜いて移動させたい誘惑に…(笑。
どこの本屋にもなかった!といったお話もいただきますが、都内であれば渋谷のブックファースト(B2F)と六本木ABCではどかーんと展開していただいてるので、お近くの方はそちらでご購入いただければ幸いです。
・前回、お伝えした自家現像の作例が上の写真です。画角に入る横の木が思いのほか邪魔だったな(ちぇっ)。フィルムはT-MAX 400。現像時間は20℃/7分指定だけれど、勘違いして1分ほど早かったかも。セピア色なのは現像作業とは関係なく意図的なものです。なお、前回の記述に誤りがあったので訂正しました。
モニタに透過してみたところ。前回は地が紫色でしたが、今回は透明。
・さて、ここまで読み進めて、コンスタンティノープルの話とは関係ないじゃん!とお叱りを受けそうですが、タイトルにかけてひとつマジメな話を。
最近、某業界紙の企画でメディア学者のMさんと対談した折、米国事情に詳しいMさん曰く、わたしの大好きなニューヨークタイムズが本当にどうなるかわからない状態にきているのだとか。GMに次いで救済策が必要じゃないかということです。
それを聞いて、コンスタンティノープルについて思いを馳せたわけですが、同都市は古代では難攻不落のコスモポリタンとして知られています。最後はオスマン軍に攻め込まれて陥落しました。つまり、どんなに輝かしく、鉄壁だと思われていても、将来どうなるかわからないよ、といった意味ですね。
日本ではよく内閣の支持率をメディアが独自に調査しますが、今度、自分たちについて「残したい新聞・雑誌/どうでもいい新聞・雑誌」といったアンケートをやってみたらどうかと本気で思います。もしかしたら衝撃的な結果が出るかもしれないし、それを見ていろいろ奮起してみては。また、わたしたちもそこから必要なジャーナルについて思いを馳せ、それをどう保全するかといった議論ができるのではないかと。
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