……これがまた驚くほどシャープな描写で、色乗りも素晴らしかったりして。
往年のカリスマ・レンズが1万円そこらで買えることを考えると、技術の進歩やら昨今の商法について考えてしまうわけです。
もっとも壊れないカメラ部品はレンズということで、一説によれば500年くらい使えるとか。人類が滅んでもレンズとゴキブリは不滅なのでしょう。素晴らしいことです。
以下、エルマーの描写。いつも思うのですが、ライカ製品はその図抜けた描写以外に道具としての完成度が異常に高い。キャップひとつとっても、はめるときの感触とか気持ちよすぎです。元気が出るレンズとして、心身ともに弱っているときには癒してくれます。
そして、このエルマー、実はKマウント以外にも67マウントでもいけます。無論、接写専用です。下の写真は愛機のペンタックス67に取り付けたところ。まるで新種の兵器みたいですね。あるいは、昔観た円谷プロ制作のSF映画に出てきそうな感じです。
次回はズマロンを紹介しようかと…。超ヤバいです。ズマロン。カメラにハマったばかりの頃、戦前のカメラであるスーパーイコンタについていたテッサーの描写に驚いたときの百倍ビビりました。やっぱり紹介したくないな(笑。自分だけで愉しんでおこうかと。皆さんはデジタル専用レンズでがんばってください!
あれほどライカのレンズには手を出すなと言ったのに……(笑
投稿情報: yana | 2009/05/02 17:16
> yanaさん
昨今のバカ高いデジイチ用レンズにいろいろ手を出すよりも、ライカの傑作レンズが一本あれば十分かと。
…まあ、一本じゃ済まないんでしょうけど(笑
投稿情報: 小林 | 2009/05/02 21:30