・下北沢にあるギャラリーでワークショップ同期のSさんがグループ展をやっていたので、それをSkさんと観に行く。とても素敵な展覧会でした。Sさんの作品で印象的な一枚があり、それがキヤノンの10Dで撮られたことを知り10Dが欲しくなったりして(笑。
・連休中もせっせと更新。でも、撮影した写真はすべて過去のもの。作家性は放置の方向で…(汗
・朝日新聞に2日続けて自著が取り上げられたようですが、時評はちょい持ち上げられつつ、文体にケチがつけられていました(笑。あの手の論者はすべてを理解しているように振る舞わなくてはならないから、内容への核心を突く攻撃ならともかく、違和を感じたら、文体とかを揶揄するしかないのかなと思った次第。初歩的な攻撃すぎって思いました(→この文章だってめちゃくちゃアカ入れの余地があるけど、個性ってことで)。
ボットによるエコー集積&自販機型ビジネスモデルやスゥオーム・メディア環境についての話とか、そのあたりをプロの書き手はどう思うのか知りたいのですが、やはり、そのあたりを超噛み砕いて書く作業が必要だと痛感いたします。
ただ、そこいらあたりまで手を出すと違う種類の本になるから、自著には「Pro」と「Light」バージョンがあってもよかったかも……? あるいは解説本の余地があるということですね。キンドル日本版が出たら考えたいですね。
> アカ入れの余地
"The Net" の視点が必要なあの本には、あの文体が適正。
くだけて崩して相手の懐に入る必要があるから。
The Net はコミューンを媒介にして繋がっていくから口語じゃないと、らしくないよね。
むしろ推敲をあんまりしないで書き飛ばした感じが、今の情報の流通速度に合ってる。推敲やデータベースの正規化なんぞは、オープンなネットの中の誰かがやればいい。
それに、文章の中になんらかのフックがあった方が印象に残るし、そのフックが自分の皮膚感覚に合っていれば、なおさら「入れておくべき」なんだよね。
投稿情報: nomad | 2009/05/07 21:06
> nomad
なるほど。久しぶりに正当的なThe Net論を読んだ気がした。
nomadのコメントを読んでネット特有の文体という松原隆一郎センセーの指摘はある意味正しいのかと思いました。あれは、ネット特有じゃなくて俺特有なんだが(笑。
投稿情報: 小林 | 2009/05/07 23:04