ベルリン市が毎年主催しているAsia Pacific Week (APW) Berlin 2016 というイベントからお声がけいただき、開催中のセッションにパネリストの一人として登壇するという機会をいただきました。
本ブログではAPW開催中、および昨秋にわたしが見聞してきたベルリンのスタートアップを取り巻く環境について、その一部をご紹介したいと思います。
ベルリンのコ・ワークスペース
もともとMITメディアラボの研究から派生し、いまや全世界で展開されるメーカーズの拠点としておなじみのFabLab。もちろん、ベルリンにも存在し、わたしが訪れたのは昨秋の「サイエンステック・デイ」というイベントのまっただ中。500平方メートルの面積をもつ広大な空間は、ベトツォウという第一次世界大戦前までのビール醸造所の跡地だそうです。
広大すぎる元ビール醸造所跡地。FabLabベルリンはこの左手にあります。