掲題のテーマに関する記事を、「現代ビジネス」のサイトに緊急寄稿しました。長文です。
「日本のメディアが変わった10日間 小さなメディアの大きな力」
* なお、ご覧のとおり本ブログの更新頻度はかなり落ちています。メディアに関する速報、および私的な話等をツイッターでつぶやき、現在はフェイスブック・ページにて主要な活動概況をお伝えしています。ご興味ある方は、そちらをご参照いただければ幸いです。
掲題のテーマに関する記事を、「現代ビジネス」のサイトに緊急寄稿しました。長文です。
「日本のメディアが変わった10日間 小さなメディアの大きな力」
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投稿情報: 2011/03/24 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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いろいろなことが重なり、なかなか本ブログの更新がままなりませんが、4月3日(予定)に自著が出版されます。
タイトルは『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』に決定しました。出版社は、近年ユニークなタイトルを刊行し本好きからの注目を集めるバジリコ株式会社です。ぜひご一読いただければ幸いです。
わたし自身が紙の出版事業を立ち上げたのが21世紀直前です。本書はそれよりはるか前〜インターネット前史からその黎明期より10年以上〜にわたりデジタル・コンテンツ(ネット以前はニューメディア時代〜死語)やウェブメディアを編んだり、出版事業を行いつつ各種ポータルサイトやサービスを立ち上げてきた経験をもとに書いたものです。
本書は日経ビジネスオンラインで連載していた『誰でもメディア宣言』がベースになっていますが、改めて加筆・改訂、また未掲載文を大幅に加えてアップデートし、紙の書籍にしかできないコンテクスト(文脈)セントリックな仕上げにしたつもりです。
今後のメディア・ビジネスについて、紙の雑誌ビジネスとウェブメディアの未来について特にページを割いています。日本の出版社のネット展開がほとんどが間違いだらけである理由や、これからのメディアのビジネスモデル、米国の既存メディアのネット展開事例等について言及しています。
本書は出版業界の方というよりも、既存メディア企業に属していないプロフェッショナル・メディアを志望する人たちに向けて書きました。
また、本書には、成毛眞氏、松本大氏、宮崎哲弥氏の各氏より熱い推薦の言葉をいただきました。ありがとうございました!
投稿情報: 2009/03/16 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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Walled Garden Mentalitiy という言葉がある。
日本語でちょうとよい訳が見つからないのだが、つまり、“塀で囲まれた庭”のような心情を指す言葉だ。悪い意味で使われることが多い。
これは、そのまま今の新聞・テレビなどのマスメディアについて当てはまるのではないだろうか。
著者註:私はなにもマスメディアがダメだと言っているのではなく、それらメディアが組織として巨大化したこと自体が、21世紀のジャーナリズム(仮にジャーナリズム2.0として)との適合を難しくしているのではないかという疑念を抱いている。
かつて、マスメディアは自分たちが唯一無二の情報源として、ニュースを配信してきたのだが、ネットの普及により、その独占的な地位を奪われてしまったといえる。
このブログでも言及しているように、ネット経由のニュースワイア(記事配信ネットワーク)が登場したいま、何百人も抱えた組織を維持せずとも、もっと低コストでニュースを配信することも不可能ではないだろう(紙による配信という物理的な流通に依拠しなければ)。
そして、なによりもリンクジャーナリズムの普及により、第一報以外にも、そこにオピニオンや見識をもって解説することができる。
しかし、Walled Garden Mentality がそれを阻むのである。
投稿情報: 2008/10/15 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
タグ: リンクジャーナリズム
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Newsless.orgで興味深い記事を見つけた。
ジャーナリズムとはなにか? ニュースとはなにか?……について考察された内容だ。
To me, journalism is the constant effort to deliver a truer picture of the world as it is. The “latest developments” provide one lens through which to capture that picture. And as long as journalism was primarily delivered by static media, that lens made perfect sense.
私からみると、ジャーナリズムとは世界について正確な絵図を送り届けようとする日々の努力である。最新の現像物(地勢)は一枚のレンズを通じて取得した絵である。そして、長い間にわたり、ジャーナリズムは静的なメディアにより第一に送り届けられてきた。
記事は、さらにインターネットにおけるニュースと比較する。インターネットは、静的なメディアと違い、日々移り変わる世界をさまざまな方法により送り届けることが可能なものであると語る。
そして、それは“新しい話題という名の専制君主”を許してしまうものだとも。私たちに必要なのは、「文脈」であり、(本当に必要な)情報は、ニュースに押されて埋もれてしまうのだ。
投稿情報: 2008/10/09 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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最近、知り合いの投資家から「ウェブ3.0企業」の紹介をしてもらった。
「もう3.0かよ」と思ったが、2.0が投資的観点からほぼ壊滅的だったことに懲りず(褒め言葉です)、すでに「Next Big Thing(次のデッカイこと)」を模索しているのだ。
ウェブ3.0はどんなトレンドなのか聞いてみると、「パーソナライゼーション」と「レコメンデーション」だって。
それって、3.0未満の2.X.X的な細かい話じゃないかとツッコミを入れたくなる自分がいる。
ウェブ2.0ブームのときに、ウェブ3.0について尋ねられたけれど、私はそれを「IPv6」や「RFIDタグ」などによる、URLがないものにURLがつき、行動や会話など検索できる世界が、次の3.0のビッグピクチャーではないかと言った気がするが、まだまだ情報家電も下火だし、IPv6よりも、もうNGNとかの話になっている(でも、それすら弱火かも)。
投稿情報: 2008/09/03 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: Open Mesh, PaaS, VRM, web3.0
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本ブログの名称を「Niche Media Lab.」に変更してみました。
今後ともよろしくどうぞ。
それから、本業が忙しすぎて更新もままなりませんが、その間にも日経BPオンラインへの連載原稿は寄稿しています。今回は、vol.10〜vol.13まで一挙の掲載です。
link : 誰でもメディア宣言 INDEX
投稿情報: 2008/04/28 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: PayPerCall, シブヤ経済新聞, 地域メディア, 著名人ブログ
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うっかり告知を忘れていましたが、日経BP Onlineで連載中のコラム『誰でもメディア宣言』のvol.7が更新されていました。今年はもっと早いペースで寄稿できるように精進いたします。
Vol.7 「ノーブランドのメディア」はブランド品に勝てる?(DVDやCD-Rの話ではありません、為念)投稿情報: 2008/01/08 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、SMO(Social Media Optimization)という語句の生みの親でもあるRohit Bhargava氏のブログで、SNSにおける本年のマーケティング・トレンド予測が列挙されていたので、それについて取り上げてみたい。
投稿情報: 2008/01/07 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: 2008年予測, SMO, Webマーケティング, バズマーケティング
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米の広告代理店ZennithOptimediaの観測によれば、全世界の雑誌出稿に対する広告費は、2010年にはオンラインメディア(インターネットやモバイル)への出稿費に抜かれるだろうとのこと。
同社のスポークスマンによれば、これまでのオンラインメディアに対する出稿費の伸び率から、2008年にはラジオへの出稿費を、そして2010年には雑誌広告を抜き、全広告費の11.5%をオンラインメディアが占めるという。
一方、日本では電通総研が今年の4月に、2011年にインターネット広告費は7500億円の規模に達するであろうという予測を発表。2006年のインターネット広告費は3630億円(前年比129.3%)なので、あと数年でほぼ倍になるという予想だ。
ちなみに、電通総研が今年2月に発表したリリースによれば、2006年度の雑誌広告費は3,877億円(前年比98.5%)であり、おそらく今年(2007年)でインターネット広告費が雑誌への出稿費を上回るという推測が成り立つ。
私はそれを株価のチャートに倣い、雑誌とネット広告費のデッドクロス(雑誌にとっての)と呼んでいるが、クロスポイント出現以降、完全に両者の明暗がくっきりとするだろう。
投稿情報: 2007/12/21 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: インターネット市場動向, インターネット広告費, 広告費調査, 雑誌広告費
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ブランド論をぶつわけではなく、SMM(ソーシャルメディア・マーケティング)に関するある記事を読んでいて、ふと思ったこと。
People are sometimes confused about what a brand is. It is a lot more than a logo or a list of approved fonts/colors or marketing materials. It is all about your customers’ perceptions and emotions regarding your products, your executives and your company.(from expansion plus)
よくブランドとコア・コンピタンスを混同している人が多くいるけれど、さらにブランドだけをとっても、それはロゴの露出やカリスマ経営者を前面に押し出すこと等々のPR手法、と勘違いしている人が多い。
本当は上記にあるように、「顧客が抱く、製品・サービス、経営者や会社全体に対する感情と認知」かと思う。
そして、それを形成するのはかっこいいロゴじゃなくて、結局つまるところはステークホルダーとのコミュニケーションの取り方に表出することで、それの積み重なりだろう。
現在、企業が直接的にメディアをもつ時代だからこそ、自社メディアによる「声」は、お飾りの声ではなく生の声を届かせるよう、対コミュニティの窓口を一本化してみてはどうだろうかと思い、ふと元マイクロソフトのロバート・スコーブルのことを思いだした。彼のような情熱的なブロガーを雇用することは難しいが、育てていくことは決して不可能ではないだろう。その点でもなにか協力や支援ができるのではないだろうか、と考えている。
ロバート・スコーブル
スコーブルがその立ち上げに尽力したマイクロソフトの広報的ブログ チャンネル9
投稿情報: 2007/12/07 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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たいへん遅ればせながら、日経ビジネスオンラインでの連載「誰でもメディア宣言」が更新されていることを知り、ここにURLを転記しておきます。
今回は、以下の題で書いています。
Vol.2 「アテンション資本主義」と企業広報
Vol.3 「ハルヒ」のヒットは“憲章”のおかげ
本来はひとつの原稿でしたが、長いので二つに分離されたようです(苦笑)。
皆さまからのフィードバックをお待ちしております。
投稿情報: 2007/09/19 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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メディアについて考えていることを、綴っていきたいと思います。
どうぞご笑覧くださいませ。
投稿情報: 2007/06/01 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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米アニメ『アニマトリックス』のプロデュースで知られる株式会社シンク、代表取締役の竹内宏彰氏と、Digital Media 360(dm360)というビジョネア株式会社が提供するメディア上で対談しました。
竹内氏は、私がワイアードという雑誌の編集長時代にライターとしてセガの特集記事をお願いして以来からのおつきあいで、その後、彼がハリウッド進出をはたし、世界を舞台に活躍されるのを目の当たりにしてきました。
そんな竹内氏とは、講演などでお話する機会はこれまでもありましたが、メディアでは初めてです。旧知なのに、なんだか初々しい感じがしました。どうぞご笑覧ください。
投稿情報: 2007/05/22 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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このサイトでもお伝えしたように、一昨年、ニューヨークのSyndicate カンファレンスではじめてアマンダ・コンドンに出会い、彼女がキャスターを務めていたRocketboomの存在にかなりの衝撃を受けました。
その後、ロス郊外で開催されたイベント「Portable Media Expo 2006」でRocketboomプロデューサーのアンドリューが語った内容に発奮。
そして、マイクロソフトからPodtech.tvに移籍してScobleShowを続けるロバート・スコーブル氏との出会い。
一人でカメラを担いでうろうろしていた彼の姿を見て、まず始めることが大切だなあ、と感じたものです。
投稿情報: 2007/04/18 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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(掲題は以前の本ブログの名称。現在はニッチメディアラボに改題しました。記事は当時のものです。)
私は80年代、「ニューメディア」ブームというものが官や民を挙げて囃されていた頃、伊藤忠商事とNTTによる街頭型キャプテン通信システム端末の広告営業を担当していました。
それ以降、初期のダイアルQ2システム(後にアダルト・コンテンツだらけになるが、当初はNYの公共ツールのようなものにできたら、という開発者たちの思惑があった)の立ち上げ、パソコン通信、DTPの登場など、まさにメディア変革の真っ只中を過ごしてきました。
そして、93年初めてインターネットにGopherやTelnetを使って接続し、起きている現象を報じるべく「WIRED」という雑誌の版権獲得に動き、あとは皆さんご承知の通りです。
投稿情報: 2006/10/28 | 個別ページ | トラックバック (0)
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