最近、ハマりまくっているのはJazzy Hiphop。
イタリアのクラブ系DJ&プロデューサーとして名高いニコラ・コンテが率いるStreet Jazz Unitのアルバム Seein' The Light をCDで入手。聴いてみると、まさに名盤の名に恥じない素晴らしさ。Jazzyなメロディに訛った英語の控えめなラップが乗って、手放せない一枚に。
そして、昔所有していたが、どこかに行ってしまったトランスの名盤をアマゾンのマーケットプレイスで発掘する。32歳でインドに出張した際、月夜の海を見ながら聴きまくったタルビン・シンの Anokha Soundz of the Asian Underground だ。ものすごく触発されたアルバムで、いまだにこの人を舐めたような(?)浮遊感や音で編んだタペストリーには幻惑されている。
グローカルな市場を形成するクラブサウンドに対し、どうにも重いのが言葉を取り巻く商品(文学とか)の市場環境なのだが、人為的なグーグルが登場し たら、もっと越境が促進されるかも。人為的なグーグルってのは、翻訳者集団とエージェント機能をもったポータルサイトなんだけれど。
「あの本、すごいキテたな」「うん、俺が翻訳しよう」「出したい版元は?」みたいなマーケット・プレースが形成され、先に読者も募ってしまうとかね……。
さ、ちまちまぐちゃぐちゃしてないで、越境、越境!
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