BeLOMO ELIKON 535については、35mm f3.8のなんちゃってレンジファインダーだということ以外、よくわかっていません(笑)。ただ、ロシアのBeLOMO社がつくったそうです。なぜeを小文字にして表記しているのかというと、ロシア語がそうだから。正式名称はベラルーシ光学機械合同と呼称するのだとか。LOMO製とはとにかく工場が違うらしいです。
正直、安いです。ピオニールもそうでしたが、プラスチックの塊です。よく写らなさそうです。しかし、よく写らないと思っていたら、レンズ中央部がよく写るのでびっくりします。周辺部は例によって光量落ちか流れます。その描写のギャップが楽しいカメラです。
とても、気に入っています。「買ってよかった!!」と飛び上がって、周囲の人にキスしたくなるようなバカメラです。描写についてはLOMOのLC-Aと比較されることもありますが、わたしもLC-Aの作例とELIKON 535で撮影した写真を見せられても絶対に差がわからないと思います(汗)。
LC-AがMinitar1という32mm f2.8のマルチコーティング・レンズを装着するのに対し、ELIKON535はMinar 2レンズ。名前が似過ぎ! 実際に焦点距離が3mm違うくらいじゃないでしょうか?
LC-Aもそうですが、このELIKONはホットシューを装備しているため、外付けで旧式のストロボがつけられます。最近、スピードライトのバウンスや傘バン多灯撮影から、野蛮なストロボ一発ドンっ!という写真に凝っているコバヤシとしては評価ポイント。
じゃあ、なぜLC-Aを買わずにELIKONを買ったのかというと、持っている人が少ないからです。どうですか、ELIKONの無骨さ。作例を近日アップするので、お楽しみに……。
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