先日に行った某美術館における鶏卵紙ワークショップで現像したプリントが届きました……。
同美術館のスタッフの方々により、乾燥とプレスまでして送り届けていただいたのですが、封筒のなかでプリントがカールしていたので、開封後に改めて写真・映像用品年鑑の下に敷いて再プレス……
上の写真は照度800ルクスくらいの場所で、7分間露光したものです。
ノリが濃くてコントラストがつきました。トーンカーブをちょっとイジっております。
そして、もう一枚は照度500ルクスくらいのさらに暗い場所で1時間露光したものですが、トーンの再現は良かったものの、色乗りが薄すぎてウェブだと情報が損なわれるためスキャニング後に焼き込みました。
写っている写真はわたしが撮影したものではなく、美術館収蔵の旧い作品です。鶏卵紙しか印画できなかった時代にガラス湿版に定着された有名な作品2点です。
その仕上がりは肉眼で見たほうが適切なものかと思われますが、現代にはフォトショップという武器があります。あまりに面白いので自分でも挑戦したいと思っています。
さらにネガをコロジオン(ガラス湿版)でつくり、鶏卵紙を使うといった本格派のやり方は以下の記事〜RK Photographyさんのサイトより〜が参考になります。こりゃ大変そう(汗。
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