もう長いこと触れていなかったハッセルブラッド553ELXのフィルムカートリッジを空け、古いブローニーフィルムを引っ張り出してみた。そして、現像してみたら……あれれ、撮った覚えのない写真が……。記憶にあるような、ないような。
スゥエーデン鋼で造られた強靭なボディを子犬のように両手で抱き、シックス・バイ・シックス(6×6)に切り取られた世界を見つめる。かつて一式数百万円以上もしたハッシーをストリート・スナップに使う。今ならできる。なんて幸福な時代。
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ハッセルブラッド 500ELX プラナー C80mm f2.8
You'll be older too / If you say the word / I could stay with you
from the song "When I am sixty four" by the Beatles
ハッセルブラッド 500C/M ディスタゴン C 50mm f4.0, f11 1/250秒, kodak Ekter 120
東京の下町は数多あれど、品川の旧東海道周辺は、意外と都民でも知る人ぞ知る穴場だったりします。
続きを読む "旧東海道・品川宿を往く(1)荏原神社と寒緋桜" »
ハッセルブラッド 500C/M, プラナー C 80mm f2.8
数年近くフィルムを使っていなかったので、最近ヨドバシカメラのフィルム売り場に行って、驚きました。
高い。年月をかけてつり上がっていったタバコの値段みたいだね。
以前の二倍近くしない? しかも、種類が少ない。数年前に買い占めて、冷凍保存しておけばよかった。などと考えながら、現像してスキャンする手間やコストを鑑みると、もうデジタルでいっか!と思ったり……
続きを読む "blue glow" »
先週末、函館にハッセルブラッドを携行して旅してきました。フィルムマガジンA12とA24を携えていたのですが、この機種初のトラブルに見舞われました。撮りきったブローニーが収まったA24のマガジンをボディから外し、すでにフィルム装填済みのA12に替えようとしたら、装着できず!
続きを読む "ハッセルブラッド A16フィルムマガジンを修理" »
今さらながら、わたしのハッセルブラッド陣営に500C/Mが加わりました(写真左)。これまで553ELX(右)で撮影してきたのですが、ディスタゴン C50mm f4.0を装着したときの重さを加算すると、よもや手持ち撮影が困難になります(まあ、スナップで553ELXを使う人はいないでしょうから、自明の理ですが)。そこで軽量な機械式の500C/Mを入手しました。
これが大当たりで、ほとんど新品級の見た目。動作も問題なし。今からおよそ40年も前のカメラですよ! 中古カメラでこんなに素晴らしい買い物ができるとは予期しませんでした。いまさらボディだけを買い足す人がいないせいか、信じられないほどの安い値段でした。
続きを読む "ハッセルブラッド553ELXと500C/M" »
続きを読む "bot that tearing apart" »
続きを読む "Winter, dog and Meyer's Oreston" »
続きを読む "When you were alone : 2011" »
ついにこの記事を掲載するまでの間に、1.5年以上もの歳月が過ぎてしまいました。
社会的にも個人的にも、さまざまな出来事がありました。そのひとつひとつを述べることが目的のブログではないため、ここでは漠然とこぼれ落ちていく砂時計のように語ろうと思います。
続きを読む "夢のような、夢でないような" »
ほとんど日記にならないくらい間隔が空いてしまった...(笑。
続きを読む "undiary 2010 summer-winter" »
日記も更新できず、さらに写真撮影はおろか、カメラに触ることすらできない日々が続いています。ゲージツの秋ですが、最近ご無沙汰気味。ただ、ひたすら仕事に追われています。
楽しみはお昼を食べることだけ。それも時間がなくてコンビニ弁当とかで、今日はハンバーガー屋が持ち帰りのセットにポテトを入れ忘れたので、怒りのあまりクラクラしながら電話してしまいました。セットは全部揃ってセットなのに、後から配達すればいいという問題ではありません。ほら、コーヒーもバーガーも冷めちまったじゃないか。なのに、ポテトだけ食べろっつうのか。という感じで、つかの間の幸せを奪われて激しく落ち込みました…。
続きを読む "Day In : Day Out" »
(本作はグループ展でも展示したデジタル・インフラレッド作品で、実物は横1m以上のプリントになります。画像をclicすると若干拡大されます)
昨年に撮影し、グループ展で展示した作品を掲載。実際のプリントは幅1メートル以上のものでした。クリックすると少しだけ大きく表示されます。前に掲載したものとはアングルが同じだけで機材も撮影法も違います。
ところで、過去に書いた小説をiPad向けに書き直しました。電子小説家(笑)として近々、本ブログで作品を掲載する予定です。
忙しくてずっと更新していない間にも、過去記事の『自動ピアノの練習曲』のような作品をもっと読みたいというお話を数名の方からいただきました。ありがたいことです。写真のほうは、なかなか時間が取れなくてカメラにすら触れていませんが、いずれまた…。
続きを読む "コンデジ日記 : Powershot G10" »
本作は文芸誌『界遊』の表紙用に撮影した赤外線(インフラレッド)作品で、川崎市の某工業地帯でロケを行った。実は表紙よりもポスターのほうがいいんじゃないかと思っていて、選ばれなかった作品も含めて、思いついたコピーを載せてみたよ(クリックすると、大きくなります)……
続きを読む "夜光町インフラレッド" »
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