孤独な幼虫さん逝く・そしてコクワたちの蛹化から羽化へ
オオクワガタ降臨

コバエの次は...ダニが羽化したクワガタに付着(涙

さて、年間通じて飼育してきたうえでのピンチは、やはりコバエ発生でしょうか。しかし、今回の敵はダニでした。

羽化したコクワガタを菌糸ビンから発掘していたときに、それらを発見しました。今回、羽化したなかから3匹だけ、背中とお腹のあたりに小さなブツブツがついていることに気づいたのです。さっそくルーペでも見てみましたが、おそらくダニでしょう。初めて見ましたよ(写真は自粛しておきますね)。

う〜ん、あまり気持ちよいものではないけれど、食事が喉を通らないというほどでもありませんでした。ホッ。

どうやら菌糸の状態がよくない瓶で羽化した子たちに付着した模様。

まずはダニが付着していた3匹をそれぞれプリンカップに隔離。マットにはずっと使っているダニ退治に効果ありを謳う商品を投入。

さらに、ダニピタクリ〜ンも購入!これをマットに混ぜます。

そして、2,3日様子を見ます。たしかに頭部のほうは除去されたようですが、まだお腹にチラホラと。

そこで、とどめ(?)にダニ取り用のブラシを購入しました。コクワガタに水道水をかけて洗い流します。その際は使い捨て手袋を使いました。また、冷水は避けて生暖かい水をつかってブラシでお腹などをゴシゴシ洗います。これがいちばん手っ取り早いですね。先に洗ってから、元にいたマットにそのまま戻さず、新品、もしくは洗浄・消毒したプリンカップへ前述のダニピタクリ〜ンを混ぜた消臭マットを新たにセットしておきます。

洗浄後に、念には念をいれてフジコンのダニストッパーを生体に噴霧しました。こちらはダニだけに効くようで、昆虫には無害とのこと。

ということで、洗浄後のコクワたちをしばらく個別飼育で経過観察し、ダニが再付着していないのを確認後、ダニのいなかった子たちのケージに放牧しました。

さて、さて、羽化までスムーズかと思いきや、意外なトラブルの伏兵が潜んでいましたね。

とにかく菌糸ビンの劣化に用心です。我が家の場合、自作温室に入れていたため、今年の春に気温が上昇したことで汗をかいた瓶内の菌糸がカビたことが原因かなと推測しています。

乾燥もよくありませんが、湿気が多いのも問題ですね。先人たちからのアドバイスのなかにはサルベージはせず、独力で出てくるまで放置というものがあります。しかし、今回早めの採掘により問題への対処も早めにできたのかなと。ちなみに、採掘した子たちは自力で出てきた子と比べて特に問題はありません。

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