蛹化前にカブトムシの幼虫が地表に出てしまう件
2021/05/24
我が家のコクワガタたちはすべて羽化しました。しかし、カブトムシくんたちはそれよりも遅くて、やっと蛹になった子とまだ前蛹にもなっていない子たちのグループとわかれました。
そんななか、前蛹前に飼育ケースのマットから上に出てしまう幼虫が3匹も続出。以前に地表に出たまま潜らないで死んでしまった子もいましたが、今回はどうやら違う理由による気がします。
ちょっと黄色みがかっていました。前俑状態なんでしょうね。まだ動けています。
そこで手持ちの文献を調べてみました。どうやら蛹室がうまく作れないためか、ワンダリング(徘徊行動)をしたまま潜らなくなってしまっのではないかと思われます。ただし、ケースはそんなに過密ではないので、おそらく5月頭にマットを交換してしまったことで作りかけていた蛹室を壊してしまったのかもしれません。
そこで、上に出てしまった幼虫たちを個別飼育に切り替えて大型壜に移設。マットを投入してみたらもう地表に出てこなくなったので、そのまま羽化まで様子をみることにします。
そのうちの1匹については、地表付近で蛹室をつくってしまい、ほぼ半オープン状態。だから覗き放題というか、大丈夫なのか、これ?(汗)
ロボットっぽいので、子どもは感動しています。ガンダムに出てくるガンタンクみたいですね。時折、動く姿がまた不気味かわいい。子どもは毎晩その姿を見たがります。この時期は振動やお触り厳禁なので、注意深く観察するようにしています。
顔だけが幼虫なのに、体が筋肉ムキムキな感じになっています。後に正しい蛹化ではない、と気づくのでしたが…
蛹室としては壊れているような...。しかし自立できているので人工蛹室への移動はもう少し様子をみます。
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