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2020年9 月

タロー・ザ・キング、逝く

悲しいお知らせです。我が家のカブトムシの中で最も大きくて逞しかったタロー・ザ・キングが、ついに永眠しました。

ケースの中で動かなくなっていたのを発見。このタローだけは標本にしようと思っていたので、そのまま遺体をお湯で洗ってから、ピン留めして、乾燥させることにしました。

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今回、息子もハナちゃんの時で慣れたせいか、特に「なんで死んだの?」とか聞いてきませんでした。一緒に粛々と遺体洗いを行いました。

さて、このまま30日くらい乾燥させます。まるで風葬ですね。

喧嘩も強かったタローですが、まさか喧嘩でボコボコにしていたジローよりの先に逝くとは。

とりあえず、標本にして後日サイズを計測してみたいと思います。現在、飼育中の第二世代は、はたして身長も体重もタローを超える個体に育つでしょうか。

タローよ、短い間だったけど、我が家を楽しませてくれてありがとう!


カブトムシとコクワガタの幼虫を移し替え

今回は飼育しているカブトムシの幼虫のなかでも、8匹がひしめく過密状態の飼育ケースから、4匹ほど個別飼育用のビンに移し替えます。

すでに1齢、2齢での姿はお伝えしていますが、あれからだいぶ巨大化しているのは、すでにケース横に貼った黒色の画用紙をめくって確認済み。最初見たときは、子どもと「こんなに大きくなるの?」と驚いたものです。

本日は4匹だけ個別飼育に移行するので、8匹がひしめいているケースの砂を全部空けて、御姿をじっくり見てみたいと思います。

むむむっ! デカい!!

 

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そして、大量の糞が...。

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さようなら、ハナちゃん

気がつくと、ケースの透明な壁に貼りつき仁王立ちのハナちゃん。我が家のカブトムシで紅一点の彼女は、産卵後に単身ケースでいつも動きまわり、そうでないときはゼリーに頭を突っ込んだまま寝ていたりしていました。立ったたまま静止状態というのは、ちょっと妙だなと。

次に見たとき、ハナちゃんは伏したまま動いていませんでした。

触れてみたら、わずかに触覚が動いただけ。どうやら、これが文字通りの虫の息かも。

そのまま触れずに、保育園から帰ってきた息子とハナちゃんを再度確認。すでにハナちゃんは息絶えていました。関節がダラリと垂れて、動きません。コクワガタのメスたちはよく死んだフリをするのですが、ハナちゃんに限ってそれはなし。

翌日に息子と共にハナちゃんと彼女が過ごしたケースの土と一緒に、川のそばにある木の下に埋めました。合掌。

 

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「ハナちゃん、死んだー。嫌だなー。なんで死ぬの?」と息子。

ジローもタロー・ザ・キングももうじき死ぬよ、と教えてあげたら「そんなの嫌だなー」と。ついでに「パパもいつか死ぬよ」と言ったら、「ぼくがオトナになってからだね」と冷静な答え。

ハナちゃんは逝ってしまったけれど、ハナちゃんの子どもたちがたくさん残りました。人間よりもライフサイクルが速い虫だからこそ、生命の廻りとかいろんなことについて考えさせられました。


コクワガタの幼虫割出し

引越のため遅延していたコクワガタの幼虫探しを行うことにしました。その間プリンカップに詰めた菌糸は見事に真っ白に。

引越の前後は記録的な猛暑でした。当然ながら荷造り等で時間も取れず、しばらく幼虫のケアはできませんでした。心配して朽木が埋まったままの土を触ったら、少しパサパサに乾燥していました。うーむ、もしかしたら朽木の中も乾燥しすぎて幼虫は全滅したかも。

 

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そんな疑問を抱きつつ、朽木をマイナスドライバーで割りました。

これが硬い! ハンマー使ってなんとか割れましたが、幼虫を殺しかねないので注意が必要です。

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幼虫の引越

先日に割り出したカブトムシの卵。その後、放置していましたが、今回は孵った幼虫たちをそれぞれ違うケースに入れて飼育すべく、お引越です。

果たしてどうなっているのでしょう?

まさか、温度管理とか失敗して絶滅してたりしませんよね? どさっと土を広げてみます。

すると、ウニョウニョしている幼虫を発見!

 

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卵のときもそうでしたが、幼虫発見の嬉しさはたまりませんね。息子も大喜び。

 

「おーい、こっちこっち!」とは言っていませんが、元気にウニョウニョと足と全身を動かしています。よくぞ孵化した。偉い!

 

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体重測定

カブトムシたちの体重を測りました。

まずは、ジローですね。中肉中背の割と典型的な体型のカブトムシではないかと。

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6グラム!

次にメスのハナちゃんです。

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5.9グラム!ジローと同じくらい。

そして、いちばん巨体のタロー・ザ・キングです。

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おー!さすが重量級。11.4グラムとジローたちの2倍。こりゃ喧嘩でジローを半殺しにするわけです。現在、独房に入れて喧嘩禁止にしております。


卵の割出しと孵化まで

メスのハナちゃんが産んだ卵を見つけるべく、子どもと一緒に探しました。子どもはプラスチックのスプーンですくい上げる担当です。

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黄色から白いものまで、たくさん! 大きなマットにそれぞれ間隔を空けてお引越しました。そして、観察用の検体4個を別のタッパに入れました。はたして孵化するのかな?

 

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毎朝晩に子どもは気になって「見せて!見せて!」と言います。さすがにまだ卵でしょ?と言いながら、自分も気になって一緒に見ます。

 

翌日の晩、検体用の一つがウニウニ動いていました!卵ではない!

これが生まれたての幼虫か! 図鑑だと気色悪いなーとしか思えなかったけど、可愛い!(笑)これは感動です。子どももわたしも大喜び。

小さな生命の誕生です。その後、毎日一つづつ卵は孵化して、土に潜っていきました。

 

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