幼虫ちゃん

蛹化前にカブトムシの幼虫が地表に出てしまう件

我が家のコクワガタたちはすべて羽化しました。しかし、カブトムシくんたちはそれよりも遅くて、やっと蛹になった子とまだ前蛹にもなっていない子たちのグループとわかれました。

そんななか、前蛹前に飼育ケースのマットから上に出てしまう幼虫が3匹も続出。以前に地表に出たまま潜らないで死んでしまった子もいましたが、今回はどうやら違う理由による気がします。

 

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ちょっと黄色みがかっていました。前俑状態なんでしょうね。まだ動けています。

そこで手持ちの文献を調べてみました。どうやら蛹室がうまく作れないためか、ワンダリング(徘徊行動)をしたまま潜らなくなってしまっのではないかと思われます。ただし、ケースはそんなに過密ではないので、おそらく5月頭にマットを交換してしまったことで作りかけていた蛹室を壊してしまったのかもしれません。

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カブトムシの幼虫が1匹だけ表に出てくる件

さて、前回投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。実はクワカブどころではなく、人間の赤ちゃんが生まれたので、そちらのお世話にかかりっきりでした。

その間に二回ほどコバエが大発生したことは、すでに述べたとおりです。そして、12月半ばに第三回めのコバエ発生が観察されました。

しかしながら、前回に導入した洗濯ネットのおかげなのか、さほど被害は広がらず。今回は2ケースから発生していたので、それらのマットを全交換しました。おそらく、洗濯ネットの締め方が悪かったのか、グラウンド・ゼロ(いちばんの被害地)のケースからコバエが違うケースに移った可能性があります。そのため、ファスナーは1mmでも開けずに最後まできちんと締めましょう。

冬であるせいかコバエ撃退は前回ほど大変ではありませんでしたが、気分が良いものではありません。

そして、今回の悩みは表題にあるとおり。1匹だけマットの上で首をもたげて、うにょうにょしていました。

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コクワガタの幼虫、菌糸カップからお引越し

さて、菌糸ブロックを砕いて菌糸ビンへと詰めた中身ですが、以前にうまく菌が回らないと書きました。

摂氏24度で菌が活発化するという文献を参考にし、保温機能を備えた自作温室ボックス「なめこ1号」に保全していたのですが、ずっとその環境に置いておくことに不安を感じて、しばらく常温で放置していました。

現在はどんな感じかというと、販売しているような菌糸ビンには劣るかもしれませんが、そこそこ菌が回ったかなと。

そこで、すでに食痕が目立ってきた菌糸カップにいるコクワガタの幼虫たちを、それら菌糸ビンへと移すことにしました。

 

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マイ保温ボックスの製作2 : なめこ1号

前回、菌糸がうまく回らない問題を書きましたが、大事なことに気がつきました。

それはプリンカップに菌糸を詰めたとき、真ん中に穴を開けなかったことです。幼虫の投入前に穴を開けていましたが、詰めたあとはすっかり忘れていました。

どうやら真ん中に穴を開けることで、そこに空気を溜め、真ん中に向かって菌糸が育つようです。この儀式を失念していました。さらに調べた結果、オオヒラタケの菌糸は23度くらいで発育するとの情報を入手。

ということで、次回は真ん中に穴を開けて、23度キープで挑戦してみようと思います。

そして、ようやく保温ボックスも完成の域に(?)。底に穴を開けた発泡スチロールケースに温度計をつけただけです(苦笑。

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下にはトレーのなかにヒーターパネルを設置。熱を効率的に放射させるべくアルミも敷いてみました。前の投稿ではダンボールで作った下駄を発泡スチロールケースに履かせていましたが、今回トレーの縁に高さがあるため下駄の役割を代替させています。つまり直接ヒーターパネルがケースの底に触れないようにするためです。

これにより、22.9度くらい(室温は20度±1,2度前後)。23度キープですかね。ただ、部屋の温度が上がると一緒にケース内温度も上がってしまうため、これについては思案のしどころ。とりあえず日中は常温に戻すなどで対処しようかと。

 

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ちなみにスーパーでもらってきた発泡スチロールケースの側面になめこと書かれていたので、この保温ボックスは「なめこ1号」(試作機)にしておきます。


マイ保温ボックスの製作:菌糸がうまく回らない

これまでなんとかうまくやれたのは、ビギナーズラックだったかもしれません。前回は菌糸ブロックを崩してプリンカップに詰めてから一週間もたたないうちにカップが真っ白になったからです。

今回は菌糸ビンに詰めたのですが、あまり白くなりません。以前は雪のように真っ白くなりました。まだ地肌というかクヌギを含む混合物の色が見えています。プリンカップにいたってはまったく白くもならない。

瓶については詰めてすぐに瓶が汗をかいていたので、蓋を開けて2,3日放置していたのが問題だったのかも。菌糸が弱いですね。青カビが生えるリスクもあるので、ぜんぶ中身を棄てました。

 

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よく見ると、黄色の汗をかいています。むむむ。

 

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調べると、黄色の汗自体はクヌギ本体の色だそうで問題はないそうです(うーん、見た目はちっとも大丈夫な感じしませんね)。

 

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カブトムシとコクワガタの幼虫を移し替え

今回は飼育しているカブトムシの幼虫のなかでも、8匹がひしめく過密状態の飼育ケースから、4匹ほど個別飼育用のビンに移し替えます。

すでに1齢、2齢での姿はお伝えしていますが、あれからだいぶ巨大化しているのは、すでにケース横に貼った黒色の画用紙をめくって確認済み。最初見たときは、子どもと「こんなに大きくなるの?」と驚いたものです。

本日は4匹だけ個別飼育に移行するので、8匹がひしめいているケースの砂を全部空けて、御姿をじっくり見てみたいと思います。

むむむっ! デカい!!

 

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そして、大量の糞が...。

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コクワガタの幼虫割出し

引越のため遅延していたコクワガタの幼虫探しを行うことにしました。その間プリンカップに詰めた菌糸は見事に真っ白に。

引越の前後は記録的な猛暑でした。当然ながら荷造り等で時間も取れず、しばらく幼虫のケアはできませんでした。心配して朽木が埋まったままの土を触ったら、少しパサパサに乾燥していました。うーむ、もしかしたら朽木の中も乾燥しすぎて幼虫は全滅したかも。

 

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そんな疑問を抱きつつ、朽木をマイナスドライバーで割りました。

これが硬い! ハンマー使ってなんとか割れましたが、幼虫を殺しかねないので注意が必要です。

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幼虫の引越

先日に割り出したカブトムシの卵。その後、放置していましたが、今回は孵った幼虫たちをそれぞれ違うケースに入れて飼育すべく、お引越です。

果たしてどうなっているのでしょう?

まさか、温度管理とか失敗して絶滅してたりしませんよね? どさっと土を広げてみます。

すると、ウニョウニョしている幼虫を発見!

 

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卵のときもそうでしたが、幼虫発見の嬉しさはたまりませんね。息子も大喜び。

 

「おーい、こっちこっち!」とは言っていませんが、元気にウニョウニョと足と全身を動かしています。よくぞ孵化した。偉い!

 

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