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2021年5 月

蛹化前にカブトムシの幼虫が地表に出てしまう件

我が家のコクワガタたちはすべて羽化しました。しかし、カブトムシくんたちはそれよりも遅くて、やっと蛹になった子とまだ前蛹にもなっていない子たちのグループとわかれました。

そんななか、前蛹前に飼育ケースのマットから上に出てしまう幼虫が3匹も続出。以前に地表に出たまま潜らないで死んでしまった子もいましたが、今回はどうやら違う理由による気がします。

 

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ちょっと黄色みがかっていました。前俑状態なんでしょうね。まだ動けています。

そこで手持ちの文献を調べてみました。どうやら蛹室がうまく作れないためか、ワンダリング(徘徊行動)をしたまま潜らなくなってしまっのではないかと思われます。ただし、ケースはそんなに過密ではないので、おそらく5月頭にマットを交換してしまったことで作りかけていた蛹室を壊してしまったのかもしれません。

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オオクワガタ降臨

わたしの師匠筋にあたるDorcus NAVIさんから、佐賀産のオオクワガタをペアでお譲りいただきました。これまでコクワガタしか見たことのなかった長男もワクワク。家族がその大きさに驚嘆しました。さすが、オオクワガタは大きい。しかも、おっとりしていて、人気の理由がわかります。

メスもツヤツヤしていてかっこいい。昼間も割と隠れていないでその勇姿を見せてくれます。素早いコクワガタと違って、のそのそ動くのでなんか和みますね。

師匠によるとこの子はすでに越冬済みとのことで、さっそくペアリングしてみました。喧嘩していないようなのでしばらくこの状態のまま同居させてみます。絶滅危惧種のオオクワガタですから、たいせつに育てたいですね。

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コバエの次は...ダニが羽化したクワガタに付着(涙

さて、年間通じて飼育してきたうえでのピンチは、やはりコバエ発生でしょうか。しかし、今回の敵はダニでした。

羽化したコクワガタを菌糸ビンから発掘していたときに、それらを発見しました。今回、羽化したなかから3匹だけ、背中とお腹のあたりに小さなブツブツがついていることに気づいたのです。さっそくルーペでも見てみましたが、おそらくダニでしょう。初めて見ましたよ(写真は自粛しておきますね)。

う〜ん、あまり気持ちよいものではないけれど、食事が喉を通らないというほどでもありませんでした。ホッ。

どうやら菌糸の状態がよくない瓶で羽化した子たちに付着した模様。

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孤独な幼虫さん逝く・そしてコクワたちの蛹化から羽化へ

人間の赤ちゃんと幼児のお世話を行っているため、なかなかこのブログも更新ままならなず。とはいえ、更新しない間もがんばってクワカブたちの面倒(も)みていましたよ。

さて、前回地表に出たままマットに潜らないままの幼虫のミリーさんについて書きました。あれから個別飼育に切り替えて経過観察しましたが、なんと、3週間以上もミリーさんは生きながらえていました。糞をしている形跡もないので、マットも食べているのか判別つきませんが、とにかくそのまま生存した状態が続きました。しかしながら、最後に発見したときはには黒味がかかって微動だにしておらず、いよいよ力尽きたのでした。

そうこうしているうちに第一世代のコクワガタのメスも1匹亡くなり、ミリーさんとの合同葬となりました(RIP)。そして、迎えた4月には、菌糸ビンのなかで幼虫たちが蛹化しました!

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