家庭内クワカブ幼虫飼育における最大のお邪魔虫・コバエとの闘い
孤独な幼虫さん逝く・そしてコクワたちの蛹化から羽化へ

カブトムシの幼虫が1匹だけ表に出てくる件

さて、前回投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。実はクワカブどころではなく、人間の赤ちゃんが生まれたので、そちらのお世話にかかりっきりでした。

その間に二回ほどコバエが大発生したことは、すでに述べたとおりです。そして、12月半ばに第三回めのコバエ発生が観察されました。

しかしながら、前回に導入した洗濯ネットのおかげなのか、さほど被害は広がらず。今回は2ケースから発生していたので、それらのマットを全交換しました。おそらく、洗濯ネットの締め方が悪かったのか、グラウンド・ゼロ(いちばんの被害地)のケースからコバエが違うケースに移った可能性があります。そのため、ファスナーは1mmでも開けずに最後まできちんと締めましょう。

冬であるせいかコバエ撃退は前回ほど大変ではありませんでしたが、気分が良いものではありません。

そして、今回の悩みは表題にあるとおり。1匹だけマットの上で首をもたげて、うにょうにょしていました。

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時折、ちゃんとファスナーから出してケースを観察しているのですが、それでも数日見落とすこともあります。コクワガタは割と頻繁にチェックしていましたが、カブトムシについては久しぶりの確認になりました。すると、3頭飼いのケースのなかで写真の1匹だけがマットの上にいました。

これは大変! しかしながら、ほかの2匹はケース底で微動だにしないのに、この子だけなにが起きたのでしょうか?

 

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マット内に糞は少なく、特に湿度や温度が高かったり低い様子はありません。一応、マットを補充し、ふるいで少量の糞を排除しました。さらに弱っていた子(仮称として、ミリーと名付けましょう。メスだと思うので)を個別飼育に切り替えることにしました。下の写真は同じケース内の3匹。いちばん上がミリー。

 

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触った感じでは、ほかの2匹に比べて、体がぶよぶよしていました。ほかの子たちは張りがあり、中身が詰まっている感じ。うむむ。

 

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土を補充しつつ、ミリー以外の2匹をそちらに置くと、そそくさとマットのなかに潜っていきました。元気な子たちです。

 

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ミリーについては、個別飼育に切り替え、マットも交換しました。しかし、あたらしいマットも、前のマットと混合させたものにも潜りません。

 

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経過観察するしかありませんが、とても心配です。少なくとも元気な感じがまったくしません。 

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