カブトムシの幼虫が1匹だけ表に出てくる件
コバエの次は...ダニが羽化したクワガタに付着(涙

孤独な幼虫さん逝く・そしてコクワたちの蛹化から羽化へ

人間の赤ちゃんと幼児のお世話を行っているため、なかなかこのブログも更新ままならなず。とはいえ、更新しない間もがんばってクワカブたちの面倒(も)みていましたよ。

さて、前回地表に出たままマットに潜らないままの幼虫のミリーさんについて書きました。あれから個別飼育に切り替えて経過観察しましたが、なんと、3週間以上もミリーさんは生きながらえていました。糞をしている形跡もないので、マットも食べているのか判別つきませんが、とにかくそのまま生存した状態が続きました。しかしながら、最後に発見したときはには黒味がかかって微動だにしておらず、いよいよ力尽きたのでした。

そうこうしているうちに第一世代のコクワガタのメスも1匹亡くなり、ミリーさんとの合同葬となりました(RIP)。そして、迎えた4月には、菌糸ビンのなかで幼虫たちが蛹化しました!

最初はなんだか変な形をしているなと思ってよく見たら、顎や足が生えているのが目視できました。幼虫時のような白っぽい色のままでしたが、その状態でぐるぐると回転しているのを目撃し、子どもと一緒に感動しました。(実は蛹のときには振動など厳禁とのことですが、トントンと瓶を叩くと蛹くんがぐるぐる回るので面白くて、つい何度もやってしまいました)

この奇妙な回転運動も一巡し、しばらくしたら茶色くなり、だんだん濃くなって最後には羽化した状態へと変化していきました。

瓶越しのため、そのときの状況を撮影できていないのが残念ですが、なかなか面白かったですよ。

そして、羽化してから2〜3週間放置していいとのことでしたが、なかが見えにくいため、しびれを切らして瓶の上から掘ることにしました。

すると、いました!蛹室らしきお部屋に羽化した子たちがいました。写真は最初に発見したメスの個体。

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蛹室を崩すと、自力で動き始めます。まだ寝ていたいのに何すんねん!って感じで出てきます。

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こちらは2頭飼育していたオスたちです。

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取り出すと、はじめて自分の足で立とうとするのですが、足があちこち向いてなかなかままならないようでした。

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サルベージした子たちをプリンカップに移し、しばらくは後食(羽化してはじめての食事)するまで経過観察です。

もちろん、自分から這い出てきていた子もいました。本当は『待ち』が正しいのでしょうが、実はその後サルベージするのも悪くなかったなと思う事案がありました。特に菌糸の状態があまり良くない瓶からは、積極的にサルベージしたのですが、それが奏功したのではないかと思われる理由については次回に....(続く)

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